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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『過ぎた事を気にするよりも前に進め!』
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メイトにボールを渡す。

「よっしゃー!!」

チームメイトがシュートを撃つが、

「なめんなー!!」

敵のキーパーがスライディングで強引に割り込みボールがゴールに入る事を防いだ事によってボールは宙に舞う。

「いっただき〜」

身体のバネを使い飛び上がったボールよりも少し上の位置に移動し宙に舞ったボールに踵落としを決める。

蹴られたボールは凄い勢いでゴールへと突き刺さる。

「4点め〜」

「ヤバイッ! 次決められたら逆転される!!」

「しかも時間がねぇ!!」

「ならば奥の手を使うぞ!!」

「ん?」

ボールを受け取った俺に向かって三人が一列になりながら攻めてくる。

「コレが俺達の必殺技 ジェットストリームアタックだ!!」

「いくらなんでもネタにはしりすぎだろ!?」

しかもかなり古いぞ!

そういいつつ俺はボールを空に蹴り上げ、

「なっ!?」

「お 俺を……」

「無視しただと!?」

あえて向かって来る三人をスルーして落ちて来るボールを取りながら俺は足を大きく振りかぶって、

「これで終わりだー!!」

ボールをゴールに叩き込む、



なのは side

お兄ちゃんがお父さんに頼まれてサッカーチームの助っ人に行ったの。

「あっ! 来たの!」

「アタシ達が応援してあげてるんだから勝ちなさいよ!!」

「が がんばれ〜」

やっぱり二人もお兄ちゃんが好きなのかな?

私は何故か胸の中がチクりと痛むのと何かもやもやするのを感じる。

この気持ちは……なんだろう……よくわからないよ。

そんな私の気持ちをよそに試合再開のホイッスルが吹かれる。

あっ! 始まったの!

「ゴール!!」

「零お兄ちゃん凄いの!!」

お兄ちゃんは向かって来た三人の男の子達を上手くかわしてから凄い威力でボールを蹴ってゴールさせたの!

「三人抜きなんて凄いわね!」

「凄いです!」

またお兄ちゃんが囲まれちゃったのその時、

「どいてくれないの?」

突然お兄ちゃんが泣きそうな顔をしたの!

「うぅ〜」

「はぅ!」

「あぅ〜」

その時の顔がすっごくかわいかったの。

「ガハッ!」

すると突然お兄ちゃんを囲ってた人が鼻血を噴いたの!

その瞬間お兄ちゃんがニヤリと意地の悪い笑いをしながらその人達を抜いて、

「2点め〜」

シュートを決めたの。

「凄いけどずるいの」

「ちょっとずるいわね」

「う〜ん少しずるいかな?」

三人がそれぞれの考えを出すが似たり寄ったりの答えだったのは言うまでもないだろう。

今のはズルかったけど
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