第10話『護衛作戦』「名付けて天下の往来独り占め作戦」「この作戦名ってお年寄りの考えじゃ」「なんですって?」「なんでもないです」
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なのだな)」
ヘリより状況を確認した弦十郎は敵の狙いを推察した。
で、あるならば…、
「(相手の狙いがデュランダルの確保なら、あえて危険な地域に滑り込み攻め手を封じるっ)」
弦十郎は素早く指示を出す。
指示に従い、薬品工場に向けて進み突っ込む車両群。
最後となった護衛車はマンホールから出てきたノイズに取り付かれてしまうが、黒服は咄嗟に飛び降り、乗り捨てられた車両はノイズを乗せたまま建物に衝突し爆発を起こす。
バイクに乗っている翼は既にシンフォギアを身に纏っており、いつでも戦闘が可能な状態だ。
護衛対象である車両から了子と響が出て、車から離れる。
その瞬間、先乗って言った車がノイズによって攻撃され爆発。
爆発の衝撃により響が吹きとんでしまった。
状況だが、響と了子はノイズに囲まれている最中。
翼はシンフォギアを纏っているが響はシンフォギアを纏えられていない。
ノイズによる攻撃が放たれる。
回避が出来ない。変身する時間が無い。
誰しも諦めかけていたその時、一人に女性が前に出た。
そう、了子である。
右手を前方に掲げたかと思えばなんとバリアのようなものが現れノイズの攻撃を防いだ。
それだけでは無く突撃してきたノイズをも炭素化していた。
少女達はこの光景に唖然としていたが了子からの言葉を受けた響は立ち上がり、ガングニールへと変身した。
そして始まったノイズを従える少女【雪音クリス】との戦闘が始まった。
二課はデュランダルを守るために…。
クリスはデュランダルを持ち帰るために…。
両陣営はそんな思いを抱きながら戦闘を行うのだ。
攻防を繰り返しているその時、強い光が戦場となっている工場を覆う程の光が放たれる。
そこには、空中に静止する。一本の【大剣】。
刀身は薄くはあるが黄金の光に包まれている。
地面にはアタッシュケースが壊れていた。
少女達は理解する。あの大剣こそがデュランダルだと。
クリスは空中を再び飛行し、その大剣をあと一歩のところで掴み取ろうとするが、響による体当たりにより勢いよく墜落してしまう。
響は手を伸ばしその柄を掴むんだその瞬間、響に異変が起きた。
響の様子がおかしくなりデュランダルから発する輝きは更に増し始めた。
光り輝く中でデュランダルはその形を変え、黄金の大剣へと形を変える。
それと同時に響自身もその体を黒く禍々しい姿に変わっていく。
この時、響は理性と意識を失っていた。
輝きを増したそれは、天を貫いた。
クリスはソロモンの杖を使いノイズを召喚し、響へ突撃させる。
そ
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