第9話
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ってんじゃねぇか?あぁ〜あ、ポケットに突っ込めばよかった」
飲みもん買うんだったら、多くても200円でいいだろうが。
「さっきおっさんとぶつかった時に盗られたか?」
はぁ〜、本当に…。
「…どうしよう」
ついてねぇな〜、ははっ、駄目だよな、こんな事で涙を出すなんてっ。
「よければ買おうか?」
後ろから声を聞こえた。振りかえると、アタシと同じ髪色を持つ少女がいた。
「い、良いのか?」
思わず頼ってしまったが仕方ねぇだろう?金ねぇだからよ…。
「あぁ、金が無いんだろう?」
「ッ!?、聞いてたのかよっ」
「聞くつもりは無かったんだがな」
「…っ///」
まさかアタシが思っていたのが、そのまま口に出てたのか!
かぁ、恥ずかしい!///。
「どれを買いたいのか、言ってみろ」
「う、うん。じゃ、じゃあ…コ、コーラを」
「そうか、待っていろ」
ーーーーーーー
そうして、アタシはコーラ飲んでる訳だが、コイツよく見ると見たことねぇ服装してるな。
不思議とコイツには似合ってると強く思う。他の奴だと似合わねぇかな
・・・なんでか知らないけど・・・。
「…ゴク、ゴク‥ファア、戦いの後に飲むコーラは格別で美味いなぁっ!」
「それはよかった」
コーラ飲み終えた後はお互いに話をして別れた。
「じゃあ、またな」
「…またな」
少しだけだけの付き合いだけどコイツとは話が出来てよかったと思ってる。
久しぶりに心から楽しいって言える。
【あの頃】を忘れられたから。でも…
『いい?貴女のその力は戦争の火種を消すことが出来る。私は協力するわよ、クリス』
今も平穏に過ごしている奴らの邪魔をして被害を出して。
アタシが今もやっていることって本当に正しいのか?新たしく火種を作ってるだけじゃ…
『話し合えば分かりあえるよ!』
…くッ ソレが出来れば苦労しねぇんだよッ…アタシはそんな事を話した汚い大人共から日常を壊された。戦争が始まったんだ。ママもパパも失ったんだ。
この力で戦争を終わらす。アタシは前を進み続けるんだ。
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