第16話 救出!バードス島
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「ぬっ、何をする気かしらんが! そうはさせるか! 機械獣軍団よ! 一斉に掛かれぃ!」
急ぎ機械獣を向わせるもその時には時既に遅し。眩い閃光を放った後、その場には誰も居なくなっていた。
「き、消えただと? 馬鹿な! そんな不可思議な事があると言うのか?」
初めて魔法を目の当たりにしたブロッケン伯爵は驚きっぱなしであった。しかし居なくなったのでは探しようがない。
「ぐぅっ、何たる失態…よもや折角捕まえた魔導師を逃がしてしまうとは…仕方ない、今空飛ぶ機械獣を見られる訳にはいかん。撤退だ!」
どうやらまだ空飛ぶ機械獣軍団は試験用のようだ。それを今日本の戦力に見られるのは非常に不味い。
そう判断したブロッケンは急ぎ軍を引き上げさせていくのであった。
だが、引き上げていく軍勢を虚空の彼方から見つめる存在があった。
それらは、白いローブを纏った怪物であった。
「二人の魔導師が出会ったか、これで闘いは更なる局面へと傾く…だが、どの道世界のいく末は変わらん。この世界を制するのはDr.ヘルでも恐竜帝国でも、ショッカーでも、異星人達でもない! 我等【ゴルゴム】なのだ!」
つづく
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