第5話「特異二課へようこそ!」/「ふむ、強制勧誘か」「・・・まさか!あのことがバレたか!?」
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そして私は現在、車に乗せられ連行されている。
どうやって私を見つけたのか?返答されたのがコレだ。
「あなたのお顔については翼さんと奏さんから聞き、防犯カメラなどをチェックし貴方がどこにいるか調べさせていただきました」と。
なるほど……明らかにプライバシーが守られていない。なんだこの忍者は?プライバシーの意味を分かっているのか!
「到着しました」
他人には決して出せな過ぎる怒りの表情を内心でしていると、目的地に到着したようだ。
辿りついたのは、大きな学園であった。【リディアン学園】じゃないか。何故、此処に?私は困惑しているぞ。
「こちらへ、今日は休みなので生徒はいません」
私は黙ってついて行くと、エレベーターに乗り込む。コイツよく見るとイケメンだな。
だが惚れることは無いな(*内心、曇り無き笑顔)。
「あっ、危ないですから手すりに掴まってください」
手錠有るんだが??そう言いたかった次の瞬間ーー
…エレベーターが急降下した。
「…ふっ(tk%l##$k!?)」
そして私は少しの間、絶叫マシン張りのエレベーターを味わった。
降ろせぇぇぇぇぇ!!
「着きましたよ」
「そ、そうか」
「?」
急降下から数分経ち、ようやく停止したのだが私はもう満身創痍だ。
そして満身創痍の私のことを気にせず(気にしろよッ)エレベーターの扉が開くと…、
「ようこそ!人類最後の砦、特異災害対策機動部二課へ!!」
大量のクラッカーが鳴り響き、まるでパーティー会場のような場所でいろんな人が私を出迎えていた。
しかも垂れ幕には大きな文字で『熱烈歓迎!ヒルデ様!』と書かれていた。
そんな光景に色々と言いたいことがあるがまず一言言わせて欲しい…。
……どういう状況だこれは?
「突然の連行すまなかった。俺は風鳴弦十郎、この二課の司令官だ、よろしく」
紅いスーツを着たガタイの良い大男が近づいて挨拶をしてきた、てかガタイいいなこの人。
「ヒルデだ、よろしく頼む」(貴様か、私の時間の邪魔をしたのは?私の時間を、返せ!)
分かるか?私は怒りに燃えているのだ。それはもう、言葉で表せない程にな。
「いやすまない。あの時みたいにすぐに逃げられたらこちらとしてもあれだからな…」
逃げて何が悪い?巫山戯ているのか、この男は。
「だとしても私は驚いた。後なんだ?あの男は忍者なのかッ」(まぁ、流石に、な?)
「その通りだ」
……自宅のセキュリティレベルを上げなければな。
「ああ、次からは気を付けよう…それでヒルデ君。君を招待し
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