第4話「”奴ら”がいるとは聞いていないが??」
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「ん?言ったがそれがどうした?」
「なんで動いているんだ?」(*震え声)
『え?』
恐怖の対象である【奴ら】がコチラを見ている。
【奴ら】『・・・』
ヒルデ一同『・・・』
……ひぇ。
「どうするんだ!」
「シャッターを下ろせ!」「了解シマシタ」
「おいおい、前見ろ前!」
自分同士で言い合っていると【奴ら】が私達めがけて突進してきた。…突進だと!?
「ヤバいヤバい、退避しろ!」
「出口に駆け込め急げ!」
「萌えキャラ生命体が襲ってくるってなんだよ!あんなのを萌えキャラと信じて疑わなかった私が馬鹿みたいだ!」
安心しろ。私も当初はお前と同じだった。
とにかくこの場から退避しなければ!
「ブラストドア閉めろ、急げ!」
トーン、ドコーン。
ブラストドアが閉まるのを確認。
「ふ〜、死ぬかと思った」
『右に同じく』
シューン。
『・・・?』
ガラスの破れる音?先程いた自分達を守ってくれている強化ガラスの、だよな? 一瞬、『シューン』っと音が聞こえたような。あぁ、あれか、炭灰化する際に【奴ら】特有の…………え、破られた?
「フフ…強化ガラスが破られたぞ!」
「シャッターはどうした!」「それもだ!」
「避難だ!」
「急げ急げ!」
「警報アラートを出せ!」
通路を駆ける。しばらく駆けたことで収容室からの距離は随分と離れた。そうでなければ困るというもの。
…収容違反発生、か。で、あれば…、
「この通路はつい先程いた収容室に通じている。これより此処に防衛線を構築。ただちに動員可能な警備兵を全てを集結。…我々も迎え討つぞ」
迎え討つ。では、準備に入ろう。
警報が鳴り響く中、キビキビと配置に就く者達がいた。私達だ。
第5席含むコピー達は戦術礼装へと変身済み。
コピー達は私が使っている大剣ツインズブレイドと『アオイ・シズカ』が使用するカウンター武器アサルトライフルを装備している。警備兵には秘密道具の一つ【光線銃】を装備させている。
光線銃の形状はSFで登場するようなアサルトライフルだ。秘密道具の一つである光線銃は実力不明であるがこの際だ。警備兵に試させて貰おう。ちなみに警備兵は戦闘アンドロイドであるTOK715だ。
「なんとしてでも叩くぞ」
「勿論だ」
「どっちが多く弾薬消費するか勝負だ勝負」
「私に敵うとでも?こっちは二連装だぞ」
…ミニガンや歩兵携帯二連装機関銃持っているコピーもいるけども。
とあるコピーが使用しているミニガンは『
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