第1話「転生」
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になったりと。
などなど。
これから第二の人生を歩む未知の世界で私にとって盾となり矛となり力となるからコレにした。
「ーーーが以上だ」
さて、此等の要望は通るか通らないか。
「よろしいのですか?」
「あぁ」(*頷く)
なんか意外そうな顔されているのは、何故なんだ?
「いえ、その、今までで珍しい要望だったものですから」
女神は困惑し苦笑いを浮かべつつも続けて言う。
「大抵の場合は、殆どの方は、チート級武器 チート級魔力 絶世の美少女を傍に持つ…だったりするものですから、失礼ながら貴方もそうだろうと思っていました」
むっ失礼な。
「なのでまぁ、何分と初めてのことですからこの要望、受け入れましょう」
え?通るのか。それは、驚いた。本当に。
「とはいえ流石に兵器と武器を全てというわけにはいかないので一部を除き、後は御自身で作ってください」
まぁここまでしてくれるだけでも嬉しい。あ、確認…、
「一部とはつまり…」
「はい、貴方推しのゲームキャラクラーの武器に戦術礼装に服、そして一部の兵器を初めから。後はそのゲームの…カウンターサイドの力を使えるようにしましょう。剣術は勿論、銃の技能に格闘術に異能力」
ほっ、それは良かった、流石にソレ無しだと私としては大変だからな。
「あ、戦闘をする際、戦術礼装を一々着替えるのは面倒だと思うのでコチラをどうぞ」
そういった私に渡す彼女、コレは…ヒルデが持つウォッチ?
「ただのウォッチではありませんよ。なんとそちらにあるウォッチへ意思を送るだけで直ぐに戦術礼装へと変わることが出来る優れものです」
ーーただし、確固たる意思が必要になりますが。
そう絞めくぐった彼女。
ここまでしてくれるとはっ(感激)
やはり善行は積むものだな(うんうん)
*もし他の人物が同じ席に居たら、またこう突っ込むだろう。
…善行?こいつが?無いなっ後、嘘つくな!っと。
ーー話を戻そうーー
「ではそろそろ時間ですね」
瞬間、女神の後ろに扉のようなものが出現。
扉からは眩しい光を発していたため思わず顔を腕でガードする。
「こちらをくぐれば貴方の新しい生活が待っています。私からのサービスとして言語翻訳を追加します」
あの先が、私が行く世界が…。
「ここまでしてくれたことに礼を言う」
そう礼を言い扉をくぐり、強い眠気に襲わるのを感じて意識を委ねた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
暗い暗い夜の中、『ヒルデ』は目を覚ました。
全てを見渡す双眼は黄金色、その瞳はキリッとし相
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