#1 夢跡(DREAMTRACE)
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た方が通じるかな。協力できることがあれば力を貸そう。」
「エックスね、よろしく。」マミはにっこりと微笑んだ。
「私たちも自己紹介しないと…」まどかが少し緊張しながら言った。「私は鹿目まどか、こちらは美樹さやかです。よろしくお願いします。」
「まどか、さやか。」エックスは彼女たちの名前を繰り返し、その響きを記憶に刻み込むように慎重に言葉を選んで続けた。「君たちの安全を守るために、できる限りのことをするつもりだ。」
その言葉に、まどかは少し驚き、どこかで聞いたことのあるような感覚に囚われた。「エックスさんのこと…もしかして、夢で見たことがあるかも…」
エックスは一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに落ち着きを取り戻し、「夢…? いや、初対面のはずだが…」と答えた。まどかの言葉が彼の心に引っかかり、何かしらの因縁があるように感じられた。
「エックス、あなたは彼女たちのことを知っているの?」ほむらが疑問を投げかけたが、エックスは首を振った。「いや、ただ…何かが引っかかる。」
そのやりとりを静かに見守っていたキュゥべぇが、まどかとさやかの前に現れ、優しく話しかけた。「さて、まどか、さやか。さっきの戦いで見た通り、この世界には多くの危険が潜んでいる。もし君たちがその危険から誰かを守りたいと思うなら、僕と契約して魔法少女になってほしいんだ。」
まどかとさやかは、その言葉に驚き、しばらくキュゥべぇを見つめた。彼の言葉が放つ魅力と、その背後に隠された危険に気づかずにいた。
エックスはキュゥべぇの提案を聞いて、彼の言葉に対する一抹の不安を感じたが、今はただ二人を見守ることしかできなかった。
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