#1 夢跡(DREAMTRACE)
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
った。
「これ、魔女の結界…!」ほむらが警戒の声を上げ、エックスと共に戦闘態勢に入った。
結界の中では、異形の怪物たちがまどかとさやかに襲いかかろうとする。エックスは即座に反応し、バスターで次々と怪物たちを撃破していく。その姿を見たまどかは驚愕し、動揺する。
「この人…夢で見たあの人…?」まどかは混乱しながらも、夢と現実が交差する奇妙な感覚にとらわれていた。
エックスはまどかとさやかを守りながら戦い続け、ほむらもその隙を突いて敵を倒していく。
マミの登場と救出ーー
戦闘が激化する中、巴マミが華麗に登場し、エックスとほむらと共にまどかたちを救出しする。マミは迅速に状況を把握し、エックスに対して「助けてくれてありがとう」と感謝の意を示した。
ほむらはエックスに対して「余計なことを…」と呟きましたが、その表情には安堵の色が見え隠れていた。
ほむらとの協力とエックスの提案ーー
魔女の使い魔との戦闘が終わり、廃ビルの内部に広がっていた異様な光景が次第に消え去り、朽ち果てた廃墟の姿が戻ってきた。魔女そのものは現れることなく、どこかへと消え去ったため、結界も一瞬のうちに霧散してしまったのだ。
まどかとさやかは、目の前の変化に戸惑いながらも、周囲を見渡した。つい先ほどまで彼女たちを飲み込もうとしていた異世界が、まるで幻のように消え去ったことに驚いていた。
「消えたの?」まどかが不安げに呟くと、エックスが冷静に答えた。「ああ、魔女が結界を解いたようだ。ここにはもういないだろう。」
「でも、まだ安心できないわ。」マミがまどかの肩に手を置き、優しく微笑んだ。「一度逃げた魔女は、またどこかで現れるかもしれない。だから、油断しちゃダメよ。」
ほむらは少し離れた場所からその様子を見守りながら、やがてゆっくりとエックスに視線を移した。「今回のこと、感謝するわ。でも次は私一人でやるわ。」
エックスはその言葉に反応する前に、まどかとさやかに目を向けた。彼女たちはまだこの世界の危険について十分に理解していない様子だったが、懸命に状況を受け入れようとしていた。
「ほむら、一人で背負うのは危険だ。」エックスは真剣な表情で言った。「この世界には、君一人では対処しきれないほどの危険が潜んでいるかもしれない。仲間を持つことは弱さではないよ。」
ほむらはその言葉に微かに眉をひそめたが、反論することなく静かにうなずいた。彼女もまた、エックスの言葉に込められた意味を理解していたのだ。
その緊張感の中、マミが微笑みを浮かべてエックスに向き直った。「ところで、自己紹介がまだだったわね。私は巴マミ、魔法少女よ。あなたは?」
エックスは軽く頭を下げて答えた。「俺はエックス。レプリロイドだが、ロボットって言っ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ