第15話 脅威!日本攻略作戦
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い、ブルージェット。よし! 行くぞ」
竜馬の激を受けて隼人と武蔵がもう一度隊列を組む。
再びゲッター1の陣列だ。
「武蔵、今度はミスるなよ」
「おう! 男巴武蔵! 何時までもトカゲに舐められて溜まるかぃ!」
どうやら武蔵も腹を決めたようだ。
これなら以前よりも合体の成功率は高くなりそうだ。
「行くぞ! チェンジゲッター1、スイッチ・オン!」
怒号と共にスイッチレバーを引く。
まず最初にベアー号とジャガー号が合体し、ゲッター1の手足が現れた。
其処にイーグル号が合体しゲッター1が遂に此処に完成した。
「合体完了! 行くぞ、メカザウルス」
「ほぅ、それが噂のゲッターロボか。中々いかしてるじゃないか!」
「嬉しく思うよ。共に戦おう! ブルージェット」
「おう! 天空真剣の奥義の数々を見せてやるさ。ジェェェェット!」
***
本郷猛こと仮面ライダーは一人原子力発電所内を走っていた。
中にはショッカーの戦闘員達でひしめきあっていた。
それらを蹴散らしながら奥地へと進んでいく。
最終的に辿り着いたのは発電所の中枢部であった。
其処は比較的広い作りとなっており巨大な機械があちこちに建てられていた。
あれが一つでも破壊されれば日本は放射能に苦しめられる事となる。
そんな事を断じて許す訳にはいかない。
「待っていたぞ、仮面ライダー!」
「むっ!」
見上げれば其処には幾体もの怪人が揃っていた。
その総数は実に11体は居る。
当然殆どが始めて見た怪人達だ。
「ショッカー。貴様等がこの発電所を占拠した理由は何だ?」
「決まっているだろう。この研究所を占拠すれば日本は深刻なエネルギー問題に陥る事間違いなし。更にこの発電所を破壊すればこの国は殺人的な放射能に犯される事となる。そうなれば改造された我々以外は生きていける事は出来ない。即ち人間達は自ずと我等ショッカーに改造される運命しか生きる道がないと言う事になるのだ!」
恐ろしい考えであった。
人間の住めない国にしてしまえば人間たちは自ずと改造人間にならなければ生きられない国にするのが狙いだったのだ。
そうなれば日本の人達の多くは悲しき末路を辿る事となる。
そんな事を許す訳にはいかない。
人類の自由を守る為にこの発電所を守らなければならない。
そして、その為には目の前に居る11体の怪人を倒す必要があるのだ。
「ショッカー! 貴様等の好きにはさせん。この俺が居る限り人類の未来は守ってみせる!」
「フンッ、威勢が良いな本郷猛。だが、これでもそんな事が言えるかな?」
中央に居た怪人がそう言うと、奥から一人の女性が連れて来られた。
それは本郷の知る人物であった。
「ル、ルリ子
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