第14話 湖の秘密
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力で其処に向う様に僕の方から連絡しておくよ」
***
木曽谷周辺は美しい自然で覆われた湖であった。
回りには木々が生えており湖は青く澄んでいる。
人の手が行き届いていない景色がこれほどまでに美しいのかとさえ思えてきた。
そんな場所になのは達は来ていたのだ。
「さて、まずはついたぞ」
「なのは、ジュエルシードの場所は僕がナビゲートするよ」
「お願いね。ユーノ君」
こう言う時にユーノの存在は頼もしい。
今でこそフェレット形態だが普段はこの方が余り目立たないので本人もこの姿が多い。
「それでハヤタさん。ダンさんは何時頃来るんですか?」
「もうすぐ来ると思うよ」
腕時計を確認しながらハヤタは言う。
すると、付近の林ががさついた。
皆がダンが来たかと思い視線が一斉に向けられる。
だが、其処から現れたのは全く別の青年であった。
「おっとぉ、もしかして誰かさんを待ってた口かなぁ?」
「君は?」
「ま、名乗れる程立派な名前はお持ちじゃないんだが、聞かれた以上応えないとな。俺の名は【滝 和也】アメリカのFBI所属の者だ」
何処か軽そうな感じの男が自己紹介した。
が、いきなり現れた人間にすぐにフレンドリーになれる筈がない。
その証拠に皆少し引き下がって滝を見ている。
が、その中で本郷だけは滝と間近で話をしていた。
「そのFBIの捜査官が何故此処に?」
「日本じゃ色々とクレイジーな事件が多いそうなんでねぇ。合衆国としてもこっちに飛び火が来ないんじゃないかって心配してる訳。其処で監視役も含めて俺が派遣されたってとこだな」
「なるほど、保険と言う奴か」
「厳しい言い方だけどま、そうなるわな」
確かに外国としてもその事態は放っておく訳にもいかない。
日本には数々の超常現象が起こっているからだ。
機械獣に怪獣、怪人にロストロギア等、挙げて見たらキリがない。
それらが全てこの日本を中心として起こっているのだ。
だが、その影響が自国に来ないとも限らないと言うのでこうして滝が送られてきたのだろう。
「ま、そう言う訳だから宜しくお願いしますぜぃ。噂のエキスパートさん達よ」
「俺達の事を知っているのか?」
「FBIの情報網を舐めて貰っちゃ困るな。あんたらの活躍は既に耳に入ってるぜ」
自信たっぷりに滝が言う。
それを聞いた甲児は嬉しそうに頬を?くが、ハヤタとなのはは青ざめた。
もしかしたら自分たちの正体がバレてしまっているのでは。
そう心配になったのだ。
「そんで、お宅らはこれから何処へ行くつもりで?」
「この近辺にジュエルシードの反応があったからその調査に行くつもりなんだ」
「成る程、こりゃ良い所に出くわしたって訳ね」
指を
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