第13話 出撃!ゲッターロボ
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が発進する。
研究所内に設置された滑走路を高速で駆け抜けて外へと飛び出す。
三機のマシンが今大空へと羽ばたいていく。
「隼人、武蔵、ゲッター1に合体するぞ!」
「了解だ」
「えぇっと、まぁ良いか。了解だぜぇ!」
「行くぞ、チェンジ! ゲッター1、スウィィッチオォォン!」
雄叫びと共に三機のマシンが合体し一体のロボットとなった。
空中戦用のゲッター1である。
「行くぞ、ゲッターウィング!」
背中のマントを展開させて空を駆ける。
見えてきたのは二体の怪獣に苦戦するマジンガーZとプテラノドン型の怪獣に追い回されているなのはであった。
「なのはちゃん、すぐ助けるぞ! ゲッタートマホーク!」
肩の突起から現れた一本の斧を手に取り怪獣へと切りかかった。
なのはにだけ神経が行っていた為突如現れたゲッターへの対応が一瞬遅れてしまい、その為脳天から真っ二つに切り裂かれてしまった。
切り裂かれた怪獣が爆発する。
「大丈夫かい? なのはちゃん」
「その声、竜馬さんなんですか?」
「そうだよ、俺達は今戦闘用のゲッターロボに乗ってるんだ。さぁ、あいつ等を叩きのめそう! コーチの敵討ちだ」
「うん!」
頷き、なのはは眼下に映る二体の怪獣を見た。
「リョウ、地上なら俺に任せろ!」
「分かった。オープンゲット!」
ゲッター1から三機のマシンへと分離する。
そしてまた一つに合わさりに行く。
「チェンジゲッター2! スイッチオン!」
隼人の掛け声と共に三機のマシンが合体し、地上戦用のゲッター2となる。
ゲッター2はトリケラトプス型の怪獣目掛けてドリルを突き出す。
回転するドリルは怪獣のどてっぱらを貫き爆発させる。
「フッ、大した事ない奴等だぜ」
「油断するのはまだ早いぞ隼人! 武蔵、次はお前がやれ」
「えぇぇ! お、俺がやるのかよぉぉぉ!」
いきなり弱気になりだす武蔵。
一体どうしたのかと疑問に感じる二人が居た。
「一体どうしたんだよ武蔵?」
「おおお、俺トカゲが苦手なんだよぉぉ! おおお、降ろしてくれぇぇぇ!」
「はぁ? 何言ってるんだよ」
まさかの事実であった。
が、今更そんな事言ってられない。
「しょうがねぇなぁ。お前は其処で震えてろ。隼人、俺達だけでやるぞ」
「リョウ、どうやらその必要は無さそうだぜ」
隼人が見る前では残り一体となったブロントサウルスの怪獣の首を引き千切るZの姿があった。
首のなくなった怪獣に向かいロケットパンチを叩き込む。
胴体に風穴を開けられ、この怪獣もまた爆発してしまった。
辺りには爆発した怪獣の残骸が散らばる。
「ふぅ、どうにか勝ったぜ」
額の汗を拭いながら甲児は言う。
だが、素直に喜べない
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