第13話 出撃!ゲッターロボ
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た怪獣が現れたのだ。
プテラノドンの怪獣はなのはを標的と定めたのか鋭い嘴を突き出してくる。
人間サイズが怪獣の嘴など食らえばひとたまりも無い。
例えバリアジャケットを纏っていたとしてもそれごと引き千切られてしまうからだ。
「畜生! 3体一気に来やがったのかよ!」
愚痴る甲児を前に二体の怪獣が殺気の混じった目線をぶつけていた。
***
マジンガーZとなのはの苦戦している映像は早乙女研究所からも見られていた。
「お父様、このままじゃ甲児君となのはちゃんがやられてしまうわ!」
「じゃが、わし等にはどうする事もできん…悔しい事じゃが」
ミチルの声を聞きながらも早乙女博士は苦しそうに唸る事しか出来なかった。
「博士、ゲッターロボはあの1体だけなんですか?」
「嫌、実はもう一体ある。開発用ではなく、戦闘用に改良したゲッターロボが」
「それだ! それを使いましょう!」
「じゃが、乗り手がおらん。唯一居た乗り手も皆死んでしまった」
ロボットが居てもパイロットが居なくては意味がない。
それは何時の時代も同じ事であった。
「後二人居れば良いんですね? だったらすぐに連れてきますよ」
「後二人じゃと? まさか竜馬君」
「乗ります! コーチを殺した奴等を倒さないと俺の気が納まらないんです!」
「無理じゃ! ゲッターロボの操縦はかなりの難易度を誇るんじゃ! 達人でさえマスターするのに1ヶ月掛かったんじゃぞ! 素人の君に出来る筈がない!」
「やってみなければ分かりませんよ! すぐに乗り手を集めましょう!」
ダンと机を叩く竜馬の気迫に押されたのか早乙女博士は力なく頷く。
それを見た竜馬が直ちに部屋を出ようとした時、扉の前に二人の男の姿があった。
「お、お前たち!」
「よぉ、何処行く気なんだ?」
「こっちは準備万端だぜぇ!」
「隼人! 武蔵! どうしてお前たちが?」
其処にいたのは自前のパイロットスーツを着込んだ隼人と剣道の防具と工事用ヘルメットを被った武蔵が居た。
「早乙女研究所とミチルちゃんのピンチなんだ! 男巴武蔵が行かなくてどうするってんだ!」
「フッ、俺はボインちゃんが大好きなのさ」
「お前等…よし、行こう!」
3人は直ちに格納されていたゲットマシンに乗り込む。
赤いイーグル号には竜馬が。
白いジャガー号には隼人が。
黄色いベアー号には武蔵が。
それぞれ乗り込む。
「良いか隼人、武蔵、まずはゲッター1で空中の敵を片付ける! その後に残りの二体を倒すぞ!」
「分かったぜ」
「任せろぃ!」
満場一致した後、三機のマシンのエンジンに火が灯る。
「ゲットマシン、発進!」
竜馬の声と共に三機のマシン
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