第一章
[2]次話
不思議幻想郷
その国に来てだった。
大学で文学を教えているハンナ=カレーリア短い癖のある金髪にアイスブルーの大きな目と赤い小さな唇に丸い感じの顔の彼女は驚いていた、一六〇程の背でスタイルはよくスラックスとシャツがよく似合っている。
「何かもう」
「お国とはですね」
「全く違っていて」
案内役のガイドのアンリエッタ=ダラゴーニャ長身の黒人の彼女に話した。黒い肌に大きな目がよく生えている。
「驚くばかりです」
「生態系が違いますからね」
アンリエッタはそれでと答えた。
「お国とは」
「私の国とは」
「はい、この国は」
「私の国は寒くて」
ハンナは自国のことを話した。
「そしてこちらは暑いですから」
「熱帯で」
「ですから」
その為にというのだ。
「こうしたです」
「熱帯ですね」
「はい、ですが」
それでもというのだった。
「もっと凄い植物達がある場所が」
「あるのですか」
「我が国には」
こうハンナに話すのだった。
「実は」
「そうなのですか」
「それでどうされますか」
アンリエッタはハンナにあらためて尋ねた。
「その植物達をご覧になられますか」
「はい」
ハンナは今自分達がいる街中で答えた、街中でも植物は多くありハンナの祖国にはないものばかりであるのだ。
「是非共」
「わかりました、それではです」
「これからですね」
「案内させて頂きます」
「宜しくお願いします」
こうしてだった。
ハンナはアンリエッタにとある場所に案内された、そちらは街にある植物園であったがそこに入るとだった。
赤や青、黄色にオレンジに紫とだった。
様々な色そして形の花々がありさらにだった。
「果物もありますが」
「独特ですね」
「見たこともない」
そうしたというのだ。
「不思議なお花と果物ばかりですね」
「全てこの国にあるものです」
「自然のものですか」
「はい」
アンリエッタは微笑んで答えた。
「そうなのです」
「そうですか」
「熱帯の」
この気候のというのだ。
「独特のです」
「お花に果物ですね」
「そうです」
「このお花や果物が国にあれば」
心からだ、ハンナは思った。
「そう思います」
「では植物園を設けられて」
「そこを温室にして」
「そしてです」
「この植物達を入れるのですね」
「そうされては」
「そうですね」
ハンナはアンリエッタの言葉に頷きつつ言った、
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