暁 〜小説投稿サイト〜
コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第二十七章―双剣―#6
[10/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
《ジャミング》】を発動させてから、【聖剣】以外の武具すべてを取り寄せた。
念のため、私の武具も新たに【
防
(
プロテ
)
衛
(
クション
)
】を施しておいた方がいいだろう。
同じく、レド様も【
遠
(
リモ
)
隔
(
ート・
)
管
(
コント
)
理
(
ロール
)
】で、【神剣】以外の武具を───破片も含めて、すべて取り寄せる。
時間がないので、レド様のものと私のもの、一気に済ませてしまうことにする。
まずは、【
防
(
プロテ
)
衛
(
クション
)
】を解かなければ。
「【
防
(
プロテ
)
衛
(
クション
)
】────解除」
レド様と私の足元に、一つの魔術式が瞬く間に広がって光を放つ。武具に施されていた見えないコーティングが、解けるようにして消える。
「【
最適化
(
オプティマイズ
)
】」
再び足元に現れた魔術式から、眩い光が迸る。
私としては、【夜天七星】や他の武具は【
最適化
(
オプティマイズ
)
】をする必要がないので、魔力を節約するためにも、レド様の【マーニ・シールズ】だけに施すつもりだった。
けれど、何故か、私と【夜天七星】も光に呑まれる。
「っ!?」
不意に周囲から強い風が吹き込み、私は咄嗟に顔を護るため両腕を翳す。
【夜天七星】と【マーニ・シールズ】のすべてとはいえ、ただの【
最適化
(
オプティマイズ
)
】にしては、かなりの魔力が持っていかれるのを感じる。
疑問が掠めたものの────今は、とにかく時間がない。光が収まると同時に、すべての武具に【
防
(
プロテ
)
衛
(
クション
)
】を施した。
最後に、確かめるべく【
心
(
インサイ
)
眼
(
ト・アイズ
)
】を発動させる。
【マーニ・シールズ:ルガレド専用】
名工ドルクによりルガレドのために造られた素体を元に、
超
(
オーバ
)
級
(
ーグレ
)
魔
(
ード・
)
導
(
ウィ
)
師
(
ザード
)
リゼラが最愛の主ルガレドのために創り上げた【霊剣】。ルガレド以外の者が扱うことは出来ない。物質で斬れないものはなく、【魔法】、【魔術】、【魂魄】ですら斬り裂く。刃毀れや損壊は一切することはない。
宵
(
ダスク
)
銀
(
・シルバー
)
製。
【夜天七星:リゼラ専用】
超
(
オーバ
)
級
(
ーグレ
)
魔
(
ード・
)
導
(
ウィ
)
師
(
ザード
)
リゼラが創造した、【大太刀】【太刀】【対の小太刀】【対の小刀】【薙刀】の5種の異世界の武具。位階は【霊刀】。物質で斬れないものはなく、【魔法】、【魔術】、【魂魄】ですら斬り裂く。刃毀れや損壊は一切することはない。
黄泉鋼
(
ヨモツハガネ
)
製。
旨くいったみたいだけど────“
宵
(
ダスク
)
銀
(
・シルバー
)
”?初めて聞く素材だ。
私の【夜天七星】の方も、素材が以前とは違っている。
試しに、太刀を引き抜いてみると
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ