こぼれ話Bリゼラの魔獣討伐講座
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思っていたんですが────ほら、四足型…、鹿に似た魔獣を倒したことがあったじゃないですか」
「ええ、ありましたね」
レナスと初めて、狩りに行ったときのことだよね。
「あのとき、リゼラ様は『能力と魔術を使ったから、普通に戦うよりも手間も時間も短縮できた』と言っていましたよね?ということは────能力も魔術も使わなくても、討伐できるということですよね?その場合、どうやって討伐するんです?」
「え、魔法を使うだけですよ?」
いくら何でも、双剣だけでは無理だしね。
「……魔法でどうやって?」
「そうですね。まず気づかれないよう近づいて───魔獣の足元の土を、魔法で一気に深く陥没させます。魔獣が嵌って身動きとれなくなったら、穴に落ちて低くなった魔獣の眼に双剣を突き立てます。それで、終わりです」
「……………」
「レナス?」
黙ってしまったレナスに首を傾げていると────ジグが口を開いた。
「リゼラ様───貴女に、ルガレド様を非常識と言う資格はありません」
え、何で?
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