語録─地名他─
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「懐中時計」
…魔道具である時計を、リゼラが前世の記憶を元に考案したケースに組み込んだもの。リゼラが特許を持ち、現在はサヴァル商会が専売している。冒険者や商人、高価なものは貴族男性などに需要がある。
「鋏(はさみ)」
…リゼラが前世の記憶を元に考案した。リゼラが特許を持ち、現在はサヴァル商会が専売している。職人は勿論、平民や貴族家に仕える使用人などに需要がある。
「礼服」
…白いドレスシャツにアスコットタイを締め、ベストとコートを着るのが基本。
「準礼服」
…軍事国家時代の名残で、当時の軍服をベースにしたデザインが基本。
「三つの月」
…一つだけ毎日のように昇り、あとの二つはどういう周期なのか不定期に昇り、ほとんど三つ同時に昇ることはない。ただし、年に一度、毎年同じ日に三つ同時に昇る。
「新年度」
…レーウェンエルダ皇国では、三つの月が同時に昇る日を年度の始まりとしている。
「辞令式」
…年度初め―――三つの月が同時に昇る日に行われ、成人している王侯貴族はその年度の辞令が言い渡される。準礼服を着て、模造章を付けるのが習わし。
「膨張期」
…魔素が増大する時期のこと。どういう因果関係があるのか、新年度の始まりである三つの月が揃って昇る日は一年で最も魔素が充満し、その日を挟んだ前後数ヵ月は魔素が増大する。
「エルディアナ語」
…レーウェンエルダ皇国のみならず周辺数か国で広く使用される言語。
アス:1、セス:2、ラス:3、ケス:4
アン:当主、ル:夫人、オ:子息、ネ:息女
◇◇◇
「レーウェンエルダ皇国」
…エルダニア王国の一騎士ガルド=レーウェンが興した国。長いこと他国侵略上等を旨としたガチガチの軍事国家だったが、ここ数代は統治に力を注いでいた。国が安定した矢先、先代ベイラリオ侯爵が台頭したことにより、乱れ始める。軍事国家時代の名残として、武を重んじる傾向がある。
「ミアトリディニア帝国」
…旧ファルリエム辺境伯領を境として隣接する国。8年前の交戦で、軍を率いたヴァールディ公爵が失脚して以来、平和主義に傾いている。
「フィルト王国」
…“古王国”とも“聖王国”とも呼ばれる、小さいが歴史の古い国。何故か魔素が他の地域と比べて極端に少なく魔物や魔獣の出現は稀だが、その分魔素を多分に含んだ鉱石は採れない。魔物に荒らされることなく農業ができるため、農作物が唯一の特産だが、国土が小さいため、輸出できるほどではない。そのため外貨が稼げず、ほぼ自給自足で成り立つ。レーウェンエルダ皇国とは、ラーエの町を境に隣接している。
「アルドネ王国」
…レーウェンエルダ皇国とは隣接しておらず、交流はない。4年前に政変があった模様。
「
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