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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第二十六章―黎明の皇子―#4
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パーティーで───メンバー全員がBランカー冒険者であるらしく、私は少し会話をしただけだけれど、ベテランパーティーという印象を受けた。

 皇都からダウブリムの街までは、商隊など一般人が混じった団体ならば、辿り着くには三日はかかる。しかも、今回は一部迂回しなければならなかったので、通常よりも距離は長い。

 幾ら体力のある冒険者のみだったからといって───その距離をたった半日程度で往復したということは、かなりの強行軍だったはずだ。

 そんなことを考えながらお願いすると────ガレスさんは口元を緩めて頷いた。

「解った、伝えておく」

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