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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第二十三章―逆賊たちの持論―#6
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り濾過されたものと思われる。
冒険者ギルド皇都支部のギルドマスター・ガレスにより、これは【エルドア魔石】と呼ばれる人工物と判明した。
【エルドア魔石】は、「エルダニア王国正史─中期─」によれば、エルダニア王国時代バナドル王の在位中に発明されたものらしく、「エルダニア魔術史」によると、バナドル王に仕えていた【青髪の魔女】によって考案されたものだという。
この【青髪の魔女】は、名前も含めて詳細は伝えられていないが、「バナドル記」や「カイバルス王国興亡記」の記述から、バナドル王の側妃ディルカリダではないかと、歴史研究家ビオドは自著「魔術考」で述べている。
製法については、何らかの方法で魔獣の体内で精製していると思われるが、不明。
「あれ?」
情報が追加されてる。
これ────もしかしなくても、シャゼムさんの蔵書による情報?
「バナドル王の側妃ディルカリダ…」
ディルカリド伯爵家の家名と似ている。何か関係があるのだろうか。
「ノルン、エルダニア王国国王バナドルの側妃ディルカリダについて検索してくれる?」
「はい、
主
(
マスター
)
リゼラ。エルダニア王国国王バナドルの側妃ディルカリダについて検索します」
ノルンの身体が淡い光を纏う。眼前に、40インチほどの半透明なモニター画面のようなものが現れ、文字が浮かび上がる。
[側妃ディルカリダ]
エルダニア王国第31代国王バナドルの第4側妃。
出身については、「エルダニア王国正史―中期―」にはガウラレア公爵令嬢と記されているが、「エルダニア王歴」ではガウラレア公爵家養女と記されている。「バナドル記」に、バナドル王が視察のために地方に赴いた際、連れ帰ったとのみ記述があるだけで、その詳細や出身は書かれていない。
バナドル王は、美しく聡明なディルカリダのみを寵愛し、王妃や他の側妃には見向きもしなかったという。
これでは、ディルカリダ伯爵家との繋がりは見えないな。偶然、名前が似ているだけ?念のため、もう少し検索してみた方がいいかな。
「ノルン、エルダニア王国第31代国王バナドルについて検索」
「了解。エルダニア王国第31代国王バナドルについて検索します」
ノルンの身体が再び淡い光を帯びると、モニターもどきに違う文章が現れた。
「………」
別段、今回の件に繋がるような記述はないな。第一王子として生まれ、立太子し、順当に即位しただけの王だ。
ただ、ディルカリダが側妃となる以前は特筆すべき功績はなかったのに───ディルカリダが側妃となった途端、まるで覚醒したかのように次々に革新的な政策を打ち出し、身分に拘らず人材を集めて国力を上げたというのが────何だか気になる。
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