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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第二十二章―明かされる因縁―#2
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て────胸が熱くなった。

「ありがとう…、ハルド君」

 自然と零れ落ちた言葉と笑みを向けると───ハルド君は、私の手を放し立ち上がった。逸らした顔が、ほんのり赤く染まっている。

「…ハルドでいい。“君”はいらない」

 ぶっきらぼうに言われ、私は笑みを深くした。

「ふふ、解った。ハルドって呼ばせてもらうね」

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