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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第二十一章―ファルリエムの忘れ形見―#4
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思ってくださるのですか…?本当に…?」
「ええ。セレナさんさえ良ければ。公の場では困りますけど───仲間内で過ごしているときは、私としても気軽にお話しできる方がいいですし。セレナさんが友人になってくれるのは、とても嬉しいです」
セレナさんの双眸が潤んで、陽光に煌く。
「わ、私も────私も…、とても嬉しいです…」
「良かった」
セレナさんは眼を潤ませながらも嬉しそうで────セレナさんが喜んでくれたことに、私も嬉しくなって笑みを零した。
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