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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第十七章―密やかに存在するもの―#7
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と契約した場合の魔力消費量を計算します…
ご、56頭────ソ、ソンナニイルンデスカ。
いや、すべてと【契約】とか無理じゃないかな。
どうしよう────諦めてくれるかな…。
精霊獣56頭と契約した場合、常時、固有魔力量の8%を消費します───
消費速度を回復速度が上回るため、魔術行使には問題はありません───
「えっ」
は、8%?それだけ?───本当に?
え、それじゃ────契約出来ちゃうってこと…?
白狼たちにも【
案内
(
ガイダンス
)
】の声が聞こえたのか────先程よりも瞳をキラキラと輝かせて、私を見つめている。
ああ───これはもう断れない…。
【契約】って、名前をつけてあげないといけないんだよね?───え、この56頭すべてに?
「あの…、契約を交わすのは、明日でもいいですか…?」
今日はもう無理です…。
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