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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第十六章―真実の断片―#3
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児院のことが気がかりだった。

 けれど────白炎様が護ってくださるなら、安心できる。

「ありがとうございます、白炎様。本当に…、嬉しいです」
<其方が喜んでくれて、我も嬉しい>

 白炎様は、再び私の左肩に飛び乗って、私の頬にその柔らかく滑らかな羽毛を擦りつけた。

 私は幸せを感じながら────瞼を伏せ、白炎様の柔らかな感触に身を委ねた。

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