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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第十五章―それぞれの思惑―#6
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──その身を挺して、殿下の御身をお守りすることでしょう」

 ゾブルはそこで言葉を切って、口の端を上げ、笑みを深める。

「皇族を守り抜くことは、親衛騎士の誉れ────()()にとっても栄誉となりますからな」

「…この僕に、遠征にでも参加しろというのか?」

 ジェスレムは、ゾブルの暗黙の提案に顔を顰めた。ゾブルの眼が、横たわった三日月のように細まり────さらに笑みが歪む。

「殿下────魔獣は、()()こともできるのですよ」

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