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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第七章―拠りどころ―#1
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の胸にしがみついているから────」

 そこまで言って、レド様がはっとしたように口を(つぐ)む。

「そっか〜、ルードもリゼの胸にしがみつきたかったんだ。リゼの胸は柔らかくて気持ちがいいもんね」
「っ!」

 レド様の顔が、今までになく赤く染まる。

「…その、レド様?」
「頼む…、忘れてくれ…」

 否定はされないんですね…。

 確かに、思い当たる節はあるような…。まあ、でも、レド様だって男の人だもの。当然───なんだよね?多分…。

「き、聞かなかったことにします……」
「そうしてくれ……」

 真っ赤になった顔を両手で隠して項垂れるレド様が何だか可愛くて、私は恥ずかしさも忘れ口元を緩めた。

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