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生まれ変わったら、青い肌を持つ異星人になりました【未完】
第3話「おさらいしよう」
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さっそくはあらゆる情報を集めた。
内容に関してはここはどこか?惑星国家としての成り立ち、外見、そして現在の自分だ。
結果はもう驚きまくりだ。
まずは自分が居るこの星はどこにあるのか?
大ガミラス帝国、以降はガミラスとする。ガミラスは大マゼラン銀河内にある、サレザー恒星系の第4惑星。
直径は1万6,000キロメートルで地球より4,000キロメートル大きい。
次はどのようにして、星間国家になったのか?
成立以前、当時ガミラスは複数の王侯貴族が、群雄割拠する地球で例えると戦国時代。デスラー家も覇権を狙うその一つ。
しかし、「デスラー家」は保守傾向が強い他の王侯貴族たちと違い星間外交にすごく積極的で、超空間移動、ワープを可能とするゲシュタム機関の開発にも多大な貢献をするなど、技術面では他の諸侯と比べて数段上にあったそうだ。
そのためか本星であるガミラスには、青き肌を持たぬ人種も人数は少ないが存在する。
そんな「デスラー家」は有力貴族の中心的な存在でその当主エーリク・ヴァム・デスラー大公は惑星国家としての基盤を固めた人物。そんな人物のもとへ生まれた少女、アベレーテは誇りに思っていた。
次は外見については星から。地球と違い青では無く緑。建築物はキノコを模したような有機的なデザインの高層ビルが聳え立ち、各ビルにはチューブトンネルが繋いでいる。
次に青い血と青い肌。ガミラス人特有のもので純血の証だということ。純血と呼び、肌が青くない二等臣民のことを差別した。
二等とか、肌の色とか、ってナチス・ドイツの考えだな
しかし、そんな純血主義を掲げるガミラス人だがある、過去より崇拝している存在があった。それは、<イスカンダル>。同じ星系に存在する双子星で地球と同じ、いやそれ以上なほど綺麗な星だ。
イスカンダルを統治するのはスターシャ・イスカンダル。黄金に輝く髪に透き通るような白い肌、金色の瞳は常に憂いと優しさを湛えている。
民無き星の女王は他の星の救済を掲げる慈愛の人だった。
アベレーテの記憶に見るに一度直に謁見したことがあるようだ。
(たしかに綺麗な人だ)
さて、いよいよ自分について触れていこう。
葬式の時より頭の中に流れてくるアベレーテの記憶とともに大体の事情を再度理解した。ちなみに俺は日本で社会人として会社に勤めていた普通のお兄さんだ。
ー28歳でお兄さんとかないわー
・・・分かってるわ、こんちくしょう(泣)・・・
話を戻そう。家から少し遠いところにある会社に行こうとした矢先、だ。気づいたらこの世界で、アベレーテと呼ばれる少女になっていた。
改めて鏡を使って自分を見てみる。
青い肌に栄える金糸の長
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