第三十二話 仕切り直しその十二
[8]前話 [2]次話
「生きたいしね」
「それでか」
「そう、本当にね」
それこそというのだ。
「食べるよ」
「そうするんだね」
「身体にいいものをたっぷりと食べていくよ」
「そうですよね」
ステイシーはヤツデにまさにという顔で応えた。
「やはり食べて」
「そうしないとね」
「健康にはなれないですね」
「だからだよ」
「これからもですか」
「いつも身体を動かしてよく寝て」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「身体にいいものを沢山食べる」
「そうしていって」
そしてというのだ。
「介人に孫が出来るまでね」
「健康でいられる様にしますか」
「元気でね」
そうであってというのだ。
「そうなる様にしていくよ」
「そうしていきましょう」
「是非ね」
「そう言われると」
オトはヤツデ達の話を聞いて言った。
「私達も健康に気を付けないとね」
「ああ、本当にな」
「そうよね」
「だからだな」
「沖縄料理は長寿にいいそうだそうだし」
それでというのだ。
「今はね」
「どんどん食べるべきだな」
「そうしましょう」
「美味いしな」
「だから尚更ね」
「それならな」
「皆でそうしましょう」
オトはこうも言った。
「今日もね」
「ああ、沖縄料理食おうな。それにな」
「それに?」
「沖縄はこれはという娘が多い」
カナロはこうも言った。
「だからな」
「結婚相手ね」
「探している」
「まあそれはおいおいね」
妹は兄の今の言葉にはクールに返した。
「応援しているけれど」
「何か冷たいな、お前」
「だってそう言っていつもだから」
「俺は相手がいないか」
「気長に探せばいいから」
今度はいささか優しく話した。
「ここでとか考えないで」
「それでか」
「本当に腰を据えてね」
そのうえでというのだ。
「探していけばいいから」
「焦らずにか」
「そうしていってね」
「それならな」
カナロもそれならと頷いて応えた。
「そうしていくな」
「それで今はね」
「沖縄料理を食ってか」
「身体にいいね」
「それで沖縄の酒も飲むんだな」
「そうしていきましょう」
「それならな」
「そうだ、君達には感謝している」
ドクターマンも言ってきた、見ればギアの面々も一緒にいる一つの卓を囲んでそのうえで楽しく飲んで食べている。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ