第三十二話 仕切り直しその十
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「ラーメンやうどんとはまた違うな」
「独特の味があります」
「本当にな」
「ゴーヤチャンプルもいいのよね」
ういはこの料理を食べている、そのうえでの言葉だ。
「これまたね」
「そうそう、身体にもいいんだよ」
龍井が娘にまさにという口調で応えた。
「豚肉にゴーヤの組み合わせだからね」
「ただ美味しいだけじゃなくて」
「身体にもいいから」
だからだというのだ。
「本当にだよ」
「どんどん食べていいわね」
「そうだよ、お酒にも合うしね」
「沖縄料理っていいわね」
「何かとね」
「マンゴーサワーか」
ラリーはこの酒を飲んでから話した。
「甘くて飲みやすくてだ」
「幾らでも飲めるよ」
森が応えた。
「沖縄料理にも合うしね」
「そうだな」
「他のお酒もいいけれど」
「マンゴーサワーは実にいいな」
「そうだね」
「うむ、どんどん飲んでいこう」
「そうしていこうね」
「今度家でも作ろうかな」
伊賀崎父はスパムのステーキを食べつつ思った。
「スパムも悪くないね」
「ああ、いいな」
獅子王は伊賀崎父の言葉に笑顔で頷いて応えた。
「これもな」
「そうだよね」
「俺は気に入ったぜ」
「うん、だから家でもね」
「スパムのステーキ焼くか」
「ステーキと言っても色々でね」
それでというのだ。
「こうしたね」
「スパムとかを使ってもいいな」
「ベーコンだってステーキに使えるしね」
「ああ、あるな」
「だからね」
「今度スパムでもだな」
「ステーキ作るよ、それとね」
伊賀崎父はさらに話した。
「他にスパムを使った料理もね」
「作っていくか」
「そうするよ」
こう話した。
「これからは」
「いいな」
「このラフテーですが」
マブシーナはこの食べものを食べて言った。
「珍味ですね」
「お豆腐だけれどね」
博多は一緒にラフテーを食べつつ応えた。
「発酵させているから」
「味が違いますね」
「そしてその味がね」
それがというのだ。
「こうして独特でね」
「楽しめますね」
「そう、これもまたね」
ラフテーもというのだ。
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