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スーパー戦隊超決戦
第三十二話 仕切り直しその八

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「繁栄しているよ」
「左様ですね」
「だからな」
 それでというのだ。
「あんた達もだよ」
「そうである方がいいですね」
「幸い宇宙に広い領土があるだろ」
「うむ」
 ギルが答えた。
「今はザンギャックとダークマターも連合国家になりな」
「他の組織も入ってだな」
「国家連合、緩やかなそれとなってだ」
 鳥にそうしてと話した、ギルは彼に対して今の自分達のことを真剣かつ真面目に話していくのだった。
「そうしてだ」
「そのうえでだな」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「俺達はな」
「やっていってるな」
「はじめたばかりだ」
 まさにというのだ。
「侵略を放棄してだ」
「内政に力を入れてるな」
「産業も育てている」
「そうしたら戦争するより金かからないだろ」
「うむ」
 ギルはその通りだと答えた。
「遥かにな」
「それで確実に返ってくるな」
「善政を行えばな」
 そうすればというのだ。
「間違なくな」
「そうだろ、だからな」
「侵略ではなくな」
「内政に力を入れていくな」
「うむ、そしてだ」
 そうしてというのだ。
「豊かになってきている」
「その通りだ、我等もだ」
 エリードロンもダークマターとして話に入って来た。
「内政に力を入れ出しているが」
「国家連合の中でな」
「そうしているとな」
「いいだろ」
「戦争を行うより遥かに楽だ」
 まさにというのだ。
「実にな」
「それに戦隊の連中ともぶつからないしな」
「やはり奴等は強い」
 敵としてというのだ。
「実にな」
「負けたのは事実だしな」
「忌々しいことにな、だが」
 それでもというのだった。
「戦うとな」
「それでもだな」
「うむ」
 実際にというのだ。
「やはり勝つことは難しい」
「どうしてもな」
「そうなるからな」
 それ故にというのだ。
「本当にな」
「戦わない方がいいな」
「うむ」
 エリードロンはその通りだと答えた。
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