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とか届いたかもな それより 水澄のほうこそ追いついているん違うのか?」
「そんなん・・・私は 翔琉を追い(カケル)るんでいっぱいやー」
「ふっ 十蔵の情報によると あの二人は教育大の付属中を狙っているって話だ」
「あっ そう 揃ってかー 仲良さそうだもんねー 秀才同士」
「俺等は二番手同士の負け犬かー」
「負け犬ちゃうでー あのな あっちは受験対策に追われるやんかー 今度の期末テスト チャンスや 私達は授業に出たとこに集中出来る」
「あっ そうかー 水澄 やってみるかー」
「うん やる! 翔琉と一緒やから 心強い」
私達は片付けて、広場から降りて行く途中、家族連れから見えないようにどちらからともなく、木陰に入って、翔琉君が私の肩を抱き寄せてきた。私は抵抗することもなくされるがままに・・・唇を合わせていると、翔琉君は私の上唇を挟むようにしてベロの先で私の歯をツンツンと突いてくる。アッ あっ と思って、私は彼の背中に廻した手に力を込めると、その時、彼のベロが私の歯の隙間から潜り込んできて、私のベロをすくうように絡めてくるのだ。それに、片方の手が私の胸を包んでくる。私 頭が 真っ白になって・・・でも 自然と彼のベロを夢中で吸うようにしていたみたい。ぼぉーっとして身体に力が入らなくてへたり込んでしまいそうだった。だから、余計に彼にしがみついていたのだ。もっと 強く 抱きしめて欲しかった。
帰り道は途中から別の道へ。だけど、殆ど言葉を交わさなかった。私は、少し、途惑っていたのだ。あんなこと・・・翔琉君って・・・キスに慣れているのかしら・・・。まさか白浜美蕾と、それとも他の女の子と・・・考え込んでしまっていた。だけど、私も 必死に応えようとして・・・エッチな女の子になってしまった。
最寄りの駅に着いて、別れる時
「じゃぁ 明日から 猛勉強ネ 今日は楽しかったわ 想い出が出来た」
「あぁー 柔らかかった 水澄の・・・」
「あのねー 目標達成まで お預けにする でないと 私 くずれそう」
「へぇー どう くずれるんだい?」
「あほっ 翔琉のこと 好きやからー ぐずれるんやー」と、言い捨てて別れてきた。
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