序章
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秘に開発されたのであるがその秘密を知る者達がいた。その名はドグマ。自ら闇の王国を名乗り帝王テラーマクロを頂点とする歪んだ選民思想に基づく世界支配が目的であった。
スーパー1の力を得んが為ドグマは彼の身柄引き渡しを要求した。それを拒んだ博士をドグマは研究所もろとも抹殺した。しかし沖は博士の手により一人脱出に成功した。そしてドグマの打倒を決意するのだった。
赤心寺で赤心少林拳を身に着けた彼はドグマの改造人間達を倒していく。相次ぐ敗戦に進退極まった最高幹部メガール将軍はスーパー1に一騎討ちを挑む。そしてその時彼の正体が解かった。
彼の元の名は奥沢正人。宇宙開発に携わった科学者であり惑星開発用改造人間第一号となる筈であた人物だ。だが手術の失敗により醜い姿と成り果て人間社会に絶望、自殺寸前のところでテラーマクロに拾われたのだった。
スーパー1と将軍の一騎討ちはスーパー1の勝利に終わった。しかし沖の心には強敵を倒した喜びではなく深い哀しみが残った。
片腕メガール将軍を失ったテラーマクロは遂に自ら出陣を決意する。ドグマの神カイザークロウの血を浴び不死身となった彼は赤心寺を滅ぼしスーパー1に最後の決戦を挑む。だが弱点となっていた右肩に攻撃を受け息絶えた。スーパー1は師と仲間達の仇を取ったのだった。
その彼に次なる敵が立ちはだかったその名はジンドグマ。テラーマクロと袂を分かった悪魔元帥が支配する組織でありその
下に魔女参謀、幽霊博士、鬼火司令、妖怪王女といった四人の大幹部が控えていた。
四人のそれぞれ個性の異なる幹部が立ち替わりに部下の改造人間と共に作戦行動を行なうジンドグマ独特の戦法に
スーパー1も戸惑いを見せる。しかし彼は粘り強く闘い続けジンドグマの大幹部達を倒していく。
悪魔元帥も自らの剣である稲妻電光剣で貫かれ敗北する。ジンドグマもここに滅亡したのであった。後に判明した事であるが悪魔元帥とテラーマクロはB26暗黒星雲より飛来した者達でありネオショッカーまでの組織を操っていた首領と何やら関係があったのではないかと言われている。
今まで長きに渡って多くの悪の組織が名乗りをあげ世界を征服せんとその活動を行なってきた。その悪の力は強大であり邪なる知は絶大であった。しかしその度に新たなる仮面ライダーが世に現われ悪を打ち破ってきた。他のライダー達も世界のあらゆる場所で闘い邪悪なる野望を打ち砕いてきた。
いつの世でも、どの様な状況においても仮面ライダー達は現われ世界を、人々を救ってきた。何故彼等が現われるのかは解からない。だがある人がこう言い残している。
「時代が望む時、仮面ライダーは必ず甦るーーーーー」
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