序章
[5/7]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
おいて他の組織の大幹部と比肩し得るものであった。またそれだけにそれぞれのプライドも高くまとまりには欠けていた。
そのうえシャドウがストロンガーを倒したものが組織のリーダーになる事を決めた為軍団内のまとまりは更に弱まった。これは個々の争いを激化させ漁夫の利を得んとするシャドウの思惑もあったがそっれが為に軍団内ではストロンガーの首を巡ってそれぞれが血みどろの権力争いを演ずることとなった。これが個々の力ではストロンガーを凌駕していながらも倒すには至らず一人また一人と倒されていく要因となった。
勿論ストロンガーも無事ではなかった。盟友タックルを失い自身のダメージも酷いものとなっていた。ここで元ブラックサタンの科学者により再改造手術を受けた彼は超電子の力を身に着けた。
これにより形勢は逆転した。相も変わらず権力闘争を続けるデルザーの改造魔人達をストロンガーは超電子の力でもって各個撃破していった。気が付くと残るはシャドウ一人となってしまっていた。
そこへ遅々として進まぬ作戦に業を煮やしたデルザー最大の実力者マシーン大元帥がエジプトから日本へやって来た。そしてシャドウから指揮権を剥奪すると自身の同志達を呼び寄せ一気に日本を制圧せんとした。
だがそこに立ち上がる男達がいた。世界各国に散っていたライダー達が風雲急を告げる日本に戻って来たのである。
X3、]、アマゾン、ライダーマン・・・・・・。一人、また一人とやって来る。デルザーとライダーの決戦の時が近付いていた。
ここで大元帥派の行動を快く思っていないシャドウが彼等の作戦をストロンガーにリークした。その責任を問われシャドウはストロンガーと最後の一騎討ちをする事となった。
シャドウは負けた。だがストロンガーも傷を負い捕らえられてしまった。しかしマシーン大元帥が伝説と一笑に付した一号、二号によりストロンガーは救出される。そして最後の決戦となった。
デルザーは敗れた。マシーン大元帥も滅んだ。だがライダー達はそれが終わりではない事を知っていた。最後に控えるあの影を。
影が出た。岩山を壊しライダー達の前に現われたのは巨大な岩石の巨人であった。巨人は言った。自分の声を知っている筈だ、と。
そう、その声の主、それこそ今までライダー達が戦ってきた全ての組織の首領の声だった。今までの黒幕こそ目の前にいる巨人だったのだ。
その体躯を利用しライダー達に襲い掛かる巨人。だがライダー達もここで倒れるわけにはいかない。力を一つにし巨人の内部へと侵入した。そこで彼等は首領の真の姿を見る。
−−−それは巨大な脳髄に一つの眼がある不気味な生命体であった。ライダー達は一斉に攻撃を掛けんとする。
だが敗北を認めた謎の生命体ーー大首領は自爆して果てた。ライダー達の長く苦しい戦いの日々はようやく終わったかに見え
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ