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スーパー戦隊超決戦
第三十二話 仕切り直しその二

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「わしは心から思う」
「他の皆もだよな」
「思うよ」
 ヨドンナが答えた。
「あ明日連中にはね」
「害にしかならなくてな」
「迷惑でしかないよ」
「本当にな」
「だから戦隊の連中が倒してくれたなら」
 それならというのだ。
「もうね」
「それでいいな」
「うん、僕達の手で徹底的に叩き潰したかったとも思うけれど」
 それでもというのだ。
「戦隊の連中がやっつけてね」
「よかったな」
「そう思うよ」
「全くだ、もう二度と出て来るな」
 デレプタは心から思って言った。
「異次元の中でな」
「ああ、どうもちょっとやそっと以上じゃ出られないからな」
「安心していいな」
「あいつ等に関してはな」
「それなら安心だ、いけ好かねえ連中だが」
 デレプタは今度は戦隊の者達のことを話した。
「しかしな」
「それでもだな」
「今回だけは感謝するぜ」
「全くです、ヨドンナさんの言う通り我々の手でもと思いますが」 
 ナリアも言ってきた。
「何はともあれいなくなって何よりです」
「誰もがそう思うな」
「彼等は危険過ぎますので」
 それ故にというのだ。
「そう思います」
「本当にな、しかしな」
「しかし?」
「これで終わりじゃないだろ」
 鳥はそれぞれの組織の面々に問うた。
「あんた達は」
「その戦隊の連中とね」
 ソノナがすぐに応えた。
「戦うわ」
「やっぱりそうするな」
「ええ」
 まさにというのだった。
「そうするわ」
「そうだよな」
「このことは感謝しても」
 ダグデド達を倒したことをというのだ。
「それでもね」
「また戦うな」
「今すぐにでも」
「それじゃあな」
 鳥はここでこう言った。
「南極行くか」
「ギアがいる」
「ああ、そしてな」
 そのうえでというのだ。
「ドクターマンと話をしてな」
「協力を申し出るのね」
「そうするか?無理強いはしないだろ」
「今はね」 
 マーダッコが答えた。
「あたい達にその考えはないわ」
「そうだよな」
「協力して欲しくても」
 そう思っているがというのだ。
「けれどね」
「それでもだよな」
「無理強いはね」
 これはというのだ。
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