暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜黎の陽だまりと終焉を超えし英雄達〜
第50話
[8/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
いわ、とにかく共同戦線成立ってわけね。それじゃあ改めて目指すわよ、ホテル最上階――――――受賞式会場をね!」

了解(ウーラ)っ!」

「ハア、しっかしイイ女なのにどこまでも残念っつーか…………」

グリムキャッツの言葉にフェリが元気よく返事している中アーロンは残念そうな表情を浮かべてグリムキャッツを見つめ

(…………えっと。うん、今は後回しですよね…………!)

グリムキャッツの正体に薄々気づきかけているアニエスは気まずそうな表情を浮かべてグリムキャッツから視線を逸らした。そしてグリムキャッツを加えたヴァン達が最上階に向かってホテルを探索していると黄金の力による薬物汚染状態のアルマータのマフィア達とある人物達が戦闘をしていた。



〜10F〜



「炸裂せよ――――――爆裂光弾!!」

「うおっ!?」

「ががっ!?」

「逃がさないわよ―――――クイックトリガー!!」

「―――――!!??」

ルファディエルが放った神聖魔術を受けたマフィア達、イセリアの二丁拳銃による広範囲への早撃ちを受けた人形兵器達はそれぞれ怯み

「そこだぁっ!」

「ぐっ!?」

「沈めやぁっ!」

「があっ!?」

「爆雷符!!」

「「かふっ!?」」

それぞれ怯んでいる隙にロイドはトンファーでマフィアの顎を攻撃し、ガルシアは得物であるメリケンサックを付けた剛腕による一撃でマフィアを殴り飛ばし、リーシャは起爆符をつけたクナイを残りのマフィア達に投擲してそれぞれ気絶させ

「我輩の一撃、受けてみなぁっ!――――――宵闇の一撃!!」

「クロス――――――リッパー!!」

「「――――――!?」」

ギレゼルは暗黒の魔力を込めた槍の一撃を、ラヴィは一気に距離を詰めた後自身の得物である双銃剣による斜め十字(クロス)斬りで人形兵器達に止めを刺した。



「ハッ、ざまあないぜ。」

「皆さん、あそこを…………!」

戦闘終了後ガルシアは鼻を鳴らして倒れているマフィア達を見つめ、マフィア達の傍に落ちているカードキーに気づいたリーシャはカードキーを指刺した。

「これは…………カードキーか。」

「もしかして目標(ターゲット)がいる最上階に行く為の…………」

「ええ、恐らくそうでしょうね。」

「ふ〜、これでようやく階段地獄から解放されるわね…………」

カードキーを拾ったロイドに続くように呟いたラヴィの推測にルファディエルは頷いて答え、それを聞いたイセリアは安堵の表情で溜息を吐いた。

「―――――どうやら、ちょうどいいタイミングだったみたいだな。」

そこにヴァンの声が聞こえ、声に気づいたロイド達が振り向くとヴァン達がロイド達
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ