第一章
[2]次話
姉にご馳走
自分が勤めているレストランにOLをしている姉の湯川千恵美が来てだった、妹でシェフをしている優は姉の席に来て言った。二人は茶色の長い髪の毛で面長で大きな目をしていて胸が大きくウエストは引き締まり一六三位の背である。姉の方が一つ上だが双子の様にそっくりである。
「何で来たのよ」
「何でって会社の人がこの店美味っていうからね」
姉は妹にそれでと答えた。
「それならって思って」
「来たの」
「そう、そして来たら」
「私がいたっていうのね」
「来てあんた見て思い出したのよ」
その時にというのだ。
「このお店あんたが働いてるお店だってね」
「思い出したのね」
「そうなのよ」
「じゃあ純粋にお客さんで来たのね」
「悪い?」
「そう言われるとね」
妹は別に、と顔に書いて答えた。
「悪くないわ、ただね」
「ただ?」
「うち高級レストランだけれど」
姉にこのことを話した。
「お姉ちゃんお金ある?」
「私無駄使いしないでしょ」
姉は笑って返した。
「だから貯金あるから」
「お金はあるのね」
「だからね」
それでというのだ。
「安心していいわ」
「わかったわ、じゃあ何を頼むの?」
「ハンバーグ定食にするわ」
姉は笑って答えた。
「それにね」
「ないわよ」
妹はジト目になって答えた。
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