第一章
[2]次話
シスターユーチューバー
片瀬麗華は洗礼名をアンジェラという、カトリックの教会でシスターを務めている。大きな切れ長の目と小さな唇に高い鼻を持つ色白ですっきりした頬を持ち背は一六四程で結構なスタイルをいつもシスターの服で覆っている。
その彼女にだ、管区の司教が言ってきた。
「シスターにお願いがあるのですが」
「何でしょうか」
「インターネットの動画で、です」
自分の前に立つ麗華に話した。
「カトリックの教義をお話してくれませんか」
「インターネットで、ですか」
「はい、ユーチューブの」
「それも布教ですか」
「そうです、そしてカトリックのこともです」
「知ってもらうのですね」
「多くの人に」
まさにというのだ。
「そうしてもらいたいので」
「私がですね」
「シスターは真面目でお話もわかりやすいので」
だからだあというのだ。
「適任と思いまして」
「そうですか」
「それでお願い出来るでしょうか」
「はい」
麗華は微笑んで答えた。
「では」
「引き受けて下さいますか」
「神の御教えを広められるなら」
神に仕える者として答えた。
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