第三十一話 襲撃その十八
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「身体のことを考えたら」
「やっぱりそうね」
「お肉ばかりでもお魚ばかりでもね」
「よくなくて」
「お野菜や果物ばかりでもね」
「菜食主義も駄目なの」
「ええ、偏食は偏食だから」
それ故にというのだ。
「極端になるとね」
「よくないのね」
「だからね」
それでというのだ。
「本当にね」
「菜食主義もなのね」
「あまりお勧めしないわ、食べものの好き嫌いはあっても」
それでもというのだ。
「極端になる、偏食になると」
「よくないから」
「バランスよくね」
その様にというのだ。
「食べることよ」
「それが大事ね」
「そういえばです」
ファミーマもここでこんなことを言った。
「ヴィーガンの人達を見ますと」
「あまり健康的でないわね」
「はい」
大治にまさにと答えた。
「言われてみれば」
「そうでしょ」
「かなり」
「蛋白質を摂っていない人が多いから」
ヴィーガンにはというのだ。
「牛乳も飲まなかったりするから」
「あとお豆腐とかも」
ドッゴイヤーが言ってきた。
「いいですね」
「いいわよ」
こう答えた。
「そうしたものもね」
「大豆とかも」
「菜食主義でもね」
「極端な偏食はよくないですね」
「本当にかえって身体を壊すから」
だからだというのだ。
「よくないわ」
「そうですね」
「そこを間違えると」
そうすると、というのだ。
「よくないわよ」
「お肉もお野菜もバランスよく」
「お魚も果物もね」
「本当にそれが大事ですね」
「その通り、何でも好き嫌いなく食べる」
ショウが明るく言ってきた。
「そうでないといけないね」
「全くだ」
朝加はショウの言葉に全面的に賛成した。
「それでこそ健康で子供達もだ」
「よく育つね」
「その通りだ」
まさにというのだ。
「そうであってこそな」
「そうだよね」
「だから俺もだ」
朝加は強い声で言い切った、満面の笑顔で言ったがこの笑顔がまた強烈なまでに印象に残るものだった。
「何でも好き嫌いなくだ」
「食べているね」
「しかも残さずだ」
「僕ちんもだよ」
ショウはまさにと応えた。
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