第三十一話 襲撃その十六
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「だったらな」
「それならか」
「もうな」
それこそというのだ。
「これからは楽しく仲良くな」
「暮すことか」
「そうしろよ」
「わかった、だが」
ここでだ、ドクターマンは。
かつてギアの首領として戦っていた頃のことを思い出し戦いに懐かしさを感じた、しかしその感情はすぐに否定して述べた。
「何でもない」
「そうなんだな」
「そうだ」
その感情を隠して述べた。
「だから忘れてくれ」
「それじゃあな」
「まあまずは沖縄なり基地なりに帰ろう」
ガオーンはこう話した。
「そうしよう」
「そうしてだな」
「そこでね」
沖縄でというのだ。
「沖縄料理を食べて」
「楽しむか」
「そうしよう」
こう言うのだった。
「これからね」
「そうだな、皆も食事を楽しめる様になった」
ドクターマンはガオーンにギアの面々を見て答えた。
「ならな」
「皆でね」
「いい店を知っている」
ガオーンに一言で答えた。
「一つな」
「じゃあそこに行ってね」
「そうしてだな」
「皆で楽しもう」
「それではな」
「それでどんなお店なんだ?」
ゴールドツイカーがドクターマンに尋ねた。
「そのお店は」
「大きな居酒屋だ」
ドクターマンはそうした店だと答えた。
「沖縄料理のな」
「ゴーヤチャンプルとか出るか」
「そーきそばや足てびちもな」
そうしたものもというのだ。
「沖縄の酒も出る」
「それはいいな」
「その店でどうだ」
「よし、行こうな」
ゴールドツイカーは笑顔で応えた。
「その店に」
「それではな」
「沖縄料理も美味しいのよね」
アムは笑顔で話した。
「色々なものが」
「ああ、本当にな」
アグリもその通りだと頷いた。
「ドクターマン探してる中で色々食ったがな」
「美味しいもの多いわ」
「ステーキもな」
「タコライスだってね」
「沖縄は自然もいいよな」
ガルはそちらの話もした、見れば微笑んでそうしている。
「海も奇麗でな」
「そうそう、そこにいる生きものもね」
スパーダが続いた。
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