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彼は いつから私の彼氏?
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 8月に入って、登校日の日。私と翔琉君はもう宿題ドリルは全て終えていた。残されたのは、自由研究だけになってた。

 皆が教室に集まった時、なんと 白浜美蕾ちゃんはノースリーブで肩の所がヒラヒラになった梨の絵柄のサマーワンピースだった。華やかで一部の女の子にもてはやされていた。

「翔琉君 おはよう 元気だったぁー 会えなくて 寂しかったわー」と、甘ったるい声を私は、隣で聞いていて、朝からイラッとしていたのだ。

 それから ネチネチと自分が遊びに行った話を翔琉君に話していて、「翔琉君も一緒だったら もっと 楽しかったのにー」とか・・・。私は、相槌を打ちながら聞いている翔琉君に耐えられなくて、トイレに立って居たのだ。すると、うしろから智子ちゃんが付いてきていて

「あのさー 昨日 おとんが551の豚まん 買ってきてくれてよー 旨いなぁー ヤッパー」

「あのさー ・・・ うん 食べたいなぁー そうだ 今度 翔琉君と買いに行くね」

「そーだよ それが良いよー」

「ありがとう 智子 私 あんなことで 動じないよ!」

「ふふっ 本丸の姫は辛いのぉー」

「なんやー その 言い方ぁーぁ」と、智子の頭を抱えてふざけ合っていた。

 だけど、帰る時、翔琉君に呼び止められて

「あのなー 違うんやでー 水澄が機嫌悪いのもわかるでー でも、無視するのも あんまりやろー だからぁー」

「なんやのー 言い訳かぁー」と、私が泣きそうになっていると

「ごめん 泣くなよー」

「ちゃうわー 勘違いせんとってー ちまちまと言い訳するよーな奴を好きになったんかと 自分が情けないんやー 私は! 翔琉が美蕾ちゃんと仲よーやってるぐらいで動じへんわー! 翔琉もそのつもりで居てやー」 

「あっ すまん あのな お盆にな おっかぁの実家に行くんだけど、一緒に行かないか おっかぁも 誘えばーって 福井の三国ってとこ 海水浴も出来るよ 2泊するんだ」

「えっ ぇー 翔琉君とことおぉー」 

「そーだよ! 海が近いから 魚も新鮮でうまいぞー」

「・・・そんなこと いきなり 言われてもなぁー お母さんがなんて言うかー・・・ 私は 行きたいよ!」

「まぁ 相談してみろよ」

 その日、晩ご飯の後、私はウジウジしながら お母さんに

「あのね お泊りの旅行行ってもいいかなぁー」

「えっ どこにー 誰と?」

「うん 翔琉君んチのお母さんの実家 お盆に・・・福井だって」

「はぁー 誘われたのぉー?」

「うん・・・ 今日 学校の帰りに・・・2泊」

「あのさー 翔琉君とこって 男の子兄弟でしょ そん中に水澄が入ってどうすんのよー 向こうだって 困るでしょ!」

「あー でも 翔琉君のお
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