暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と奇麗な薔薇達
第十一幕その一

[8]前話 [2]次話
                第十一幕  最高のプレゼント
 エンベルグさんから先生のスマートフォンにメールで連絡がありました、その連絡はどういったものかといいますと。
「もう出来たんだ」
「ああ、プレゼントだね」
「それが出来たんだね」
「早いね」
「宝石細工だから時間がかかると思っていたら」
「そうだね、僕達も色々学んで出張もして」
 先生は研究室にいる時にメールを受け取りました、そしてそこに一緒にいる動物の皆に言いました。
「そうしてね」
「そのうえでだね」
「過ごしてきたね」
「僕達からしてみればあっという間だったけれど」
「それでもね」
「思えば結構以上に時間が経っているよ」
 そうだというのです。
「思えばね」
「そうだよね」
「今振り返るとね」
「そうだよね」
「そうなっているね」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「早いと思っても」
「経た時間を見ると」
「そうでもないね」
「結構な時間が経っているね」
「そうだね」
「うん、だからね」
 それでというのです。
「今思うと早くないね」
「そうだね」
「考えてみたら」
「結構な時間が経っていたよ」
「いや、充実した日々を送っていると」 
 そうであるならというのです。
「時間はすぐに過ぎ去るね」
「そうだね」
「本当にあっという間だね」
「そうだね」
「毎日充実しているとね」
「時間はあっという間に過ぎ去るよ」
「そうだね、けれど何はともあれね」
 先生はあらためて言いました。
「完成したから」
「だからだね」
「あとはプレゼントだね」
「結婚記念の」
「それを送るだけだね」
「そうなるよ、そしてね」
 それでというのでした。
「僕達としてはお二人のね」
「うん、幸せをね」
「祈ろうね」
「そうしようね」
「是非ね、そしてね」  
 そうしてというのでした。
「僕達はまた何かあったら」
「お二人からだね」
「相談があったら」
「アドバイスをさせてもらうね」
「そうしていくね」
「そうだよ、そしてね」 
 そのうえでというのです。
「お二人がずっとだよ」
「幸せになる様に」
「アドバイスをさせてもらうね」
「これからも」
「そうさせてもらうよ、ただね」
 こうもお話する先生でした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ