第三十一話 襲撃その十一
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「それなら戦えるわ」
「こうしてね」
「くっ、辛いね」
「このままだと敗れるか」
「だから一回負けてもいいじゃない」
ダグデドはここでも余裕、戦隊の者達が言うには油断を見せた。
「俺達は」
「ああ、そうだね」
「まだ奥の手があるな」
「そうそう、巨大化すればいいし」
だからだというのだ。
「ここで負けてもいいよ」
「そうだったね」
「別に歯噛みすることはないな」
「そうそう、確かに強いけれど」
キングオージャーと戦いつつ言った。
「それだけだよ」
「全くだな」
「本当にな」
「そうそう、むしろこの戦いを楽しもう」
こう言って余裕もっと言えば油断し甘く見たままだった。
ダグデド達は戦っていった、だが。
彼等は次第に劣勢となり一人一人倒されていった。リーチ、モウズ、ロイコディウム、ローザリア、ウンクが倒され。
バスコもだ、ゴーカイレッドに一撃を受けて言った。
「じゃあちょっと休むよ」
「巨大化するまでだね」
「そうするよ」
ダグデドに人間の姿に戻って笑って言ってだった。
背中から倒れた、そしてプラジアもだった。
「では任せた」
「うん、じゃあね」
「少し休む」
ダグデドの言葉を受けて倒れた、そしてダグデドだけになったが。
彼はキングオージャーの七人の総攻撃を受けてだ、笑って言った。
「じゃあ皆巨大化するから」
「そう来るか」
「これからのことを楽しみにするんだよ」
クワガタオージャーに言ってだった。
彼も倒れた、だがその身体から不気味な禍々しいサイケデリックな模様の光が出されてそうしてだった。
ダグデドも倒れている仲間達も包んでだ、彼等は巨大化した。
「さて、これからがね」
「本番だよ」
ダグデドとバスコが言ってきた、バスコはもう変身している。
「戦いを再開しようか」
「こうなったら俺達は無敵だよ」
「さあ、勝てるかな」
「楽しみだねえ」
「やはりそうきましたね」
モモニンジャは既に勝ち誇っている彼等を冷静に見上げて述べた。
「巨大化してきましたか」
「それならな」
「私達もです」
「ああ、乗り込むか」
「そうして戦いましょう」
「皆準備は出来ているな」
黒木が言ってきた。
「それならだ」
「ああ、今からな」
「乗り込んでくれ」
バスターゴールドに告げた。
「いいな」
「わかったぜ、それじゃあな」
「今からだ」
「そっちの戦いに移るな」
こう話してだった。
戦隊の面々は巨大ロボットを出した、そしてだった。
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