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二日後は理科のドリルに取り掛かっていて
「明日 市民プールに行こうよ 兄貴達も行くんだって」
「うっ プールかぁー 私 水着って 学校のんしか無いねん」
「かめへんやん 俺だって そうやー 兄貴達は学校のテニス部の女の子達も一緒って 言っていた 行こうよー」
「う〜ん 智子ちゃんとか 十蔵君も誘わへん?」
「うん じゃー 十蔵は声 掛けるよ 智子ちゃんは 水澄が な!」
当日は皆で市民プールの前で9時半に集まって、皆が自転車で来ていた。私も、お兄ちゃんと連れ添って自転車で。お兄ちゃん達のグループは女の子が3人居て、プールの中でもはしゃいでいて、私達は最初は何となくぎこちなかったけど、スライダーの時 私 翔琉君 智子 十蔵君の順に滑って、その後は身体が多少触れ合っても平気だった。2度目の時には、翔琉君が後ろから私にくっつくようにして滑ってた。私は、ちょっとーと思ったけど・・・まぁ いいかぁー。
プールから出て、お兄ちゃん達はハンバーガーに行くと言っていたけど、私達はパン屋さんのイートインへ。
「いやーぁ お二人さんも順調に膨らんできているなー 学校の授業の時は気がつかんかった」と、十蔵君が
「なっ なんてことを こんなとこで・・・ 何見てんのよー あんたは ほんと 無神経!」
「へっ 見たまんまのことやんけー 智子なんて 以外に・・・やったー」
「んー まぁ あのなぁー あんた等も あそこ 順調に大きいーせんと 女の子から相手されんようになるでー」
「ギャーツ さすが 智子 刺激的なことを平気で・・・」
「アホッ そんなん ウチ等の近所の子なんか 普通やー」
「おぉー こわー 智子とこ辺りはなー」
「なんや その言い方 まぁ ええわー ウチもな あの辺りのこと 柄悪いん 前は気にしとったけど 今は 何とも思ってへんねん 気にしたってしゃーないもんなー ウチは恥ずかしいとも何とも思わへん 普通に 水澄やって 親友になってくれるしー それに 十蔵も翔琉君も」
確かに、智子ちゃんの家がある辺りは、訳アリの地域なのだ。だけど、私はそんなことは関係無く智子ちゃんと仲が良くなったのだ。ウチのお母さんもそんなことは一切 気にしていなかったからー 一言も言われたことが無かった。
「まぁ 智子は 友達思いやしー 何にでも 前向きやもんなー 付き合いやすいよ」と、翔琉君も智子ちゃんには好意的なのだ。
「あっ そうだ 日曜日だったかなー 駅でな宮川と江州遼子を見たぞ 仲良く手を繋いで電車に乗って行った あいつ等 付き合っていたんだ」と、十蔵君が割と衝撃的な報告をしてきた。
「へぇー へぇー 秀才二人がぁー デートかなぁー 手 繋いでぇー?」
「なによー 水
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