第百四十二話 運動会の後はその九
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「湯舟に入るとお湯に体臭が出て」
「滲み出るのね」
「そうなるっていうから」
だからだというのだ。
「今はね」
「湯舟に入る様にしてるの」
「そうしてるの」
「そうなのね」
「いや、体臭したら」
兎角というのだ。
「本当にね」
「嫌よね」
「だからね」
その為にというのだ。
「私もね」
「体臭しない様に気を付けてるから」
「そうしてるの。あとね」
「あと?」
「便秘になると」
この状態になると、というのだ。
「体臭するみたいよ」
「そうなの」
「出ないと」
何が出ないかは言うまでもなかった。
「そうみたいよ」
「ああ、身体の中に溜まって」
「その匂いがね」
「身体から出るのね」
「大腸の中にあっても」
それでもというのだ。
「そこから身体にね」
「出るのね」
「だからね」
それでというのだ。
「体臭気にするなら」
「便秘には気を付けることね」
「その方がいいみたいよ」
「そうなのね」
「女の子って便秘にもなりやすいしね」
「そうそう、これがね」
一華もまさにと応えた。
「なりやすいのよね」
「どうもね」
「男の人もなるけれどね」
プロテスタントの創始者ルターは便秘に悩んでいたがそれは悪魔のせいだと考えていたという逸話がある。
「それでもね」
「女の人の方がだしね」
「なりやすいからね」
「だからね」
それでというのだ。
「便秘にもね」
「気を付けないといけないのね」
「便秘自体身体に悪いしね」
「そうよね」
「解消しないといけないけれど」
なったならというのだ。
「普段から気を付けて」
「便秘にならない様にしないとね」
「お腹にいいもの食べて」
かな恵は彼女らしく食べものの話もした。
「お野菜とか果物とか」
「あと乳製品ね」
「繊維ね、何と言っても」
こちらだというのだ。
「牛蒡とか南瓜とかね」
「そういうのを食べて」
「プルーンもいいし」
果物の話もした。
「それで牛乳もね」
「飲むといいわね」
「そうしてね」
「便秘は解消ね」
「お水もよく飲んで」
「腸を奇麗にするのよね」
「そうもして」
そうしてというのだ。
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