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いんです」
「そう・・・ それは 水澄ちゃんのことを 信用してるのよー」
「そうなんですかねー 面倒臭いんじゃぁ無いのかなー って 思ってしまうんですよ」
「そーいうのって いいじゃん ウチのお母さんなんて あーしろ こーしろって いちいち うるさいんだよー」と、聞いていた翔琉君が横からー
「あらーぁ 水澄ちゃんみたいに ちゃんとした子なら 何にも言わないわよー」
「へっ こいつの 間が抜けたとこ 知らないんだよー」
「あらっ そう その間が抜けたとこ 埋めるのが あなたの努めじゃぁないのー お互いにネ!」
「うぅー・・・ 俺等 まだ そこまで・・・」
「うぅ じゃぁないの! 女の子を好きになるって 覚悟が要るのよ」
「おばさん 私達 そこまで・・・」
「いいの この子は覚悟がたりないのよー だから いつも 宮川君と江州さんに負けたって ウジウジしてるのよ 真剣にやりもしないくせにー」
「お母さんは 俺には いつも そーやって厳しいんだよー」
「何言ってんの! 弟だからって 甘えている翔琉のお尻を叩いているだけよ」
その日、帰る前に翔琉君の部屋ン中見たいと お願いして
「ふ〜ん こんなもんなんだ 割と整頓してるね」
「あぁ あんまり ものを置かないんだ 運動も興味無いからな」
「あっ そう 中学になったら なんか 部活やるんでしよ?」
「まだ 考えてない 団体競技は嫌だなー 自分のペースでやりたい」
「私は 卓球 やりたい 石川佳純さんみたいのん」
「アホかぁー あんなの 一握りだよ それに 3歳ぐらいからやっていて ようやくなんだよー みんな そう」
「わかんないよー 天才がここに居るかも ねぇ 翔琉君も一緒にやろうよー」
「へっ 乗り気しない」
「なんやねん 私を守ってくれるんちゃうん?」
「いつから そんなことになってるんやー 見返りも何にも無いのにー」
「・・・見返りって・・・ 要るん?」
「いゃ そーいうんちゃうけど・・・なんか 証(あかし)っていうかー・・・」
私 衝動的に 横から抱き付いて、翔琉君のホッペにチュッと
「白浜さんからも もらったりしたら 嫌やでー」と、顔が紅くなっているのだろう 慌てて帰ってきた。本当は ちゃんとキスしたほうが良かったのかなぁー でも みずみ は まだ 小学生なんやからなぁー
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