暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と奇麗な薔薇達
第十幕その十一

[8]前話 [2]次話
「今お話した人達みたいにね」
「悪いことばかりしていたら」
「そうしていたら地獄に堕ちるね」
「そうなるわね」
「そうなるよ、吉本隆明はただ知的に腐敗しているだけで」
 そうであってというのです。
「人としては悪いことをしていなくても」
「他の人達はどうか」
「特にマスコミの人達は」
「一体」
「ああした人達はね」
 本当にというのです、先生は日本のテレビの報道のあまりもの酷さを特に思いながら皆にお話したのでした。
「反省もね」
「しないしね」
「何があっても」
「それこそ」
「イギリスのかなり質の悪いタブロイドとね」
 そうしたものと、というのです。
「テレビは同じレベルだしね」
「あそこまで酷いと」
「確かに中性のバチカン並だね」
「とんでもない腐敗だよ」
「それこそね」
「自浄なんてね」
 それはといいますと。
「間違ってもね」
「期待出来ないね」
「何があっても」
「最早ね」
「そうだからね」 
 それでというのです。
「特にマスコミの世界にはね」
「近付いたら駄目ね」
「日本のマスコミには」
「腐りきっているから」
「意図的な嘘が許されるマスコミは」
 それはといいますと。
「最早あってはならないものだよ」
「全くだね」
「そんなマスコミいらないよね」
「絶対に」
「悪と言うしかなくて」
 そうであってというのです。
「腐敗の極みにもね」
「あるよね」
「それって人を騙して自分達の思い通りに動かそうっていうんだから」
「詐欺師と一緒だよ」
「こんな悪いことはないわ」
「そうした状況が長い間続いてね」
 そうであってというのです。
「問題とも気付かれてなかったんだ」
「戦後の日本では」
「それは腐敗するね」
「どう考えても」
「誰もチェックしないで」
「悪いって言わないとね」
「最初からだったよ」
 先生は残念そうに言いました。
「戦争を煽って」
「ああ、第二次世界大戦」
「あの戦争だね」
「イギリスも大変だったけれど」
「日本はそのイギリスと戦ったね」
「イギリスともアメリカとも中国ともね」
 多くの国と戦ってというのです。
「そしてね」
「そのうえでね」
「さらにだよね」
「カナダとかオーストラリアとも戦って」
「本当に大変な戦争だったけれど」
「日本ではね」 
 どうだったかといいますと。
「マスコミがね」
「煽って」
「それで戦争に進ませて」
「大変なことになったんだね」
「それで多くの人が戦後」
 戦争が終わってというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ