第48話
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したアーロンは口笛を吹き、フェリは無邪気にはしゃいでいた。
「ベガスフィルムの件の情報規制も上手くいっているみたいだな。ルネの奴が手を回してたみたいだし心配はしてなかったが。」
「導力シーシャの件といい、流石という他ありませんね。」
「ちょっと複雑ですけど…………皆さんの頑張りが報われてよかったです。まだ油断はできないかもしれませんが。」
ギャスパー社長の逮捕が市民や観光客達が知らない様子を見て情報規制が上手くいっている事をヴァンは確認し、リゼットはキンケイドの手腕に感心し、アニエスは安堵の表情で呟いた後表情を引き締めた。
「ああ、正午には例のフォクシーパレード、作品や俳優たちの授賞式も控えている。”叡智”やバニングスも推測していたが、その辺の盛り上がるタイミングで仕掛けてくる可能性が高いだろう。楽しみながらでいいが、怪しい動きを”嗅ぎ採れる”ようにはしておけよ?」
「ハッ、わかってるっつーの。諸々巡りながら4spgも一応チェックすりゃーいいんだろ?
「ふふ、アークライド事務所流の危機管理というわけですね。」
「…………大丈夫です。煌都での経験も活かせそうですし。それとシャヒーナさんたちの陣中見舞いにも行きたいですね。」
「はいっ、サァラさんの調子が戻っているかどうかも気になりますし。」
「ったく…………そんじゃあ出張最終日、解決業務を始めるぞ。」
こうしてアークライド解決事務所のサルバッドでの出張最終日の”解決業務”が始まった――――――
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