第48話
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対する想いを口にした。
「よぉし――――――そうと決まれば明日はギャスパーの弔い代わりに派手にいくとしよう!」
「いや、社長は死んでませんから!」
拳を打ち付けて明日のパレードについて並々ならぬ想いを口にしたゴッチ監督にジュディスは疲れた表情で指摘した。
「そんな細かいことはどうでもいいじゃろう!それよりもいっそ出場者全員、サァラちゃんたちと同じ踊り子衣装で統一するのもありかもしれんなっ!」
「ああ…………!それもいいかもしれませんね。」
「ちょっとニナ!?アンタたまにとんでもないことを――――――」
ゴッチ監督の提案にニナが同意するとジュディスは表情を引き攣らせて指摘し始め
「おおっ、それとせっかく”アルカンシェル”のリーシャちゃんもいるのだから、リーシャちゃんも是非ともフォクシーパレードに参加してくれんかのうっ!?」
「申し訳ありませんが今の私はプライベート中ですし、そもそも私の所属――――――”アルカンシェル”の許可がなければ出演はできません。」
「それと幾ら何でもここで更に新たなメンツを加えるのは無理がありすぎますよ!」
「後アルカンシェルの”舞姫”の一人であるリーシャさんでもパレードの振り付けを覚えてもらうにはさすがに時間が足りませんよ…………シャヒーナさんでも正直ギリギリでしたのに…………それにリーシャさんも仰ったようにリーシャさんの所属先である”アルカンシェル”から出演の許可を取らなければ、後で問題になりますよ。」
リーシャに視線を向けてパレードに出演するように頼んだゴッチ監督だったがリーシャは苦笑しながら依頼を断り、ジュディスとニナもそれぞれリーシャの出演は無理がありすぎる事を指摘した。
(で…………アレは間に合いそうか?)
(ふふ、何とかしてみます。万が一に備える意味でも―――――)
ゴッチ監督達が明日のパレードについて騒いでいる中ヴァンとリゼットは意味深な会話をしていた。
その後――――――ヴァン達はベガスフィルム周辺が落ち着くのを見計らってから、宿に戻った。なお、巻き込まれたサァラは念のために遊撃士達の保護下に置かれることになり…………姉妹揃って、今夜はギルドの支部の2階に寝泊まりすることになるのだった。
10月7日、1:02――――――
〜伝統地区〜
ヴァン達と別れた姉妹はフィーとアネラスと共にギルドに向かっていた、
「ふふっ、ギルドに泊まるなんてちょっとワクワクしますっ。」
「もう…………遊びに行くんじゃないのよ…………?」
はしゃいでいる様子のシャヒーナにサァラは呆れた表情で指摘した。
「とにかく今日はゆっくり休んで。ベッドは一応ふかふかだから。
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