第八十七部第二章 膠着状態に入りその三十七
[8]前話 [2]次話
「いいな」
「わかりました」
「その様にします」
「酒も飲ませます」
「将兵達に」
「そしてこうした時にも汗をかくことだ」
運動も忘れるなというのだ。
「健康維持の為にな」
「そうですね、健康も重要です」
「それを忘れてもいけません」
「軍にいる者として」
「決して」
「だからだ」
それ故にというのだ。
「いいな」
「はい、わかりました」
「そちらも忘れません」
「将兵達に命じておきます」
「そして我等も」
「艦内に何故ジムがあるか」
トレーニング用のそれがというのだ。
「言うまでもないな」
「はい、汗を流しです」
「身体を鍛える為です」
「戦いに備えて」
「そうする為です」
軍司令達も答えた、艦内でもトレーニングを忘れず身体を鍛える必要があるからだ。このことはティムール軍でも同じであるのだ。
それでだ、軍司令達も答え言うのだった。
「だからな」
「はい、それでは」
「その様にしましょう」
「そしてですね」
「健康面も万全で戦うのだ」
準備を整え英気を養うだけでなくというのだ。
「いいな、無論私もだ」
「鍛錬をされていますか」
「そうされていますか」
「閣下も」
「その様にされていますか」
「そうしている」
実際にというのだ。
「回復したのだからな」
「早速ですか」
「もうですか」
「体力を回復されていますか」
「その様にされていますか」
「ジムに通いフェシングもだ」
嗜んでいるそれもというのだ、シャイターンはフェシングと乗馬も趣味であり地上にいる時は毎日この二つで汗を流している。
「そちらもだ」
「されていますか」
「既に」
「そうされていますか」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「いいな」
「はい、それでは」
「そのうえで、ですか」
「体力を回復されていますか」
「そちらからも」
「失った体力は休養と食事にだ」
この二つに合わせてというのだ。
「少しずつだ」
「鍛錬もですね」
「それも行い」
「そうしてですね」
「回復させるものだ。だからだ」
それ故にというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ