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ちやかえで》先生。30前で独身の女性で、4年生の時から持ち上がりで私達の担任なのだ。はっきりとした性格で学生時代はラクロスをやっていたと言うことで、体育が専門なのだ。だから、攻撃的でウジウジしていると直ぐにお説教が始まるのだ。
先生はあんなことを強引に言っていたけど、私の隣りは翔琉君 その反対隣りは、水橋十蔵《みずばしじゅうぞう》。翔琉君とは気が合うみたいで仲がいいのだけど、私は この子はチャラチャラしていて あんまり好きなタイプじゃぁないのだ。彼以外に気になる人といえば・・・宮川奨《みやがわすすむ》君 クラスで成績がいつもトップの秀才。江州遼子《ごうしゅうりょうこ》さん クラスの女の子の中では美人ということで男の子には一番人気があって、成績も優秀なのだ。その二人以外でいうと小泉智子《こいずみともこ》ちゃん 私と仲が良くって学校の行き帰りなんかも一緒なのだ。私は、どっちかというと、あんまり目立たないようにしていようという方だから・・・そんな訳だから、気になっている人のことを・・・と、いうと翔琉君しか居ない。
だから、わたしは翔琉君のことを書こうと・・・隣りをチラチラみるんだけど・・・彼は、反対隣りの白浜美蕾《しらはまみら》ちゃんと一言二言話し合っているんだ! 彼女は6年生になって転校してきて、おまけに翔琉君と気象記録の係をやることになったのだ。そのせいか 二人で話し合うことが多かったので、授業中でも、先生のしゃべったことを 「今 なんて言ったの?」と、彼女は翔琉君に聞いたりして・・・あのバカは落書きばっかーして先生の話なんか聞いて無いはずなのに、ちゃんとそれに答えるのだ。私の心の中は穏やかでなかった。というのも、彼女は愛くるしい可愛い笑顔で、またたく間に男の子の間でも人気を遼子ちゃんと二分してしまっているのだから・・・。
私は、それとなく翔琉君のことを特定ということでなく、誰にでも当てはまるように「女の子に対しても優しくて、人の悪口を言わない子」と、いう風に書いていたのだ が 翔琉君が発表したのは 「転校してきて クラスの皆と進んで打ち解けるように 誰とでも、明るく接しようとしている 前向きな白浜さんのこと 素敵だなと思います」 ・・・・クラスの何人かから冷やかし半分の声があがっていた。(なによー それっ・・・私のこと言ってくれるんじゃぁないのぉー・・・プン)
それに、白浜美蕾さんの時、彼女は「転校してきて、不安だった私を優しく助けてくれた欅原君 それにクラスの皆が私を受け入れてくれて感謝しています 素敵なクラスに入れて良かったと思っています 私は このクラスの皆さん大好きです」と、皆からやんやの喝采を浴びていた。又 彼女はポイントを稼いでいたのだ。
私の番になった時、それまで書いてきたことを読み上げるんじゃぁ無くて「
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