第三千六百二十四話 ヨーウィー
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第三千六百二十四話 ヨーウィー
オーストラリアは台湾にかなり神妙なお顔でお話しました。
「おいどん未確認動物の宝庫でごわすが」
「ああ、類人猿の方もよね」
「ヨーウィーがいるでごわす」
「そうなのよね」
「海に行けば大海蛇がいてでごわす」
「陸でも巨大カンガルーや鳥がいてね」
「そしてでごわすよ」
「ヨーウィーもいるのよね」
「そうでごわす」
こうお話するのでした。
「これが」
「あんたは本当に色々いるわね」
「絶滅したと思ってもでごわす」
そうした生きものがです。
「まだいると言われるでごわすしか」
「フクロオオカミとかね」
「そしてヨーウィーもでごわす」
「そうした未確認動物は密林にだけいないのね」
「そうでごわすよ」
「そういえば」
ここで台湾はあることに気付きました、そして今度はあの独裁者が生まれた地域に向かったのでした。
第三千六百二十四話 完
2024・9・6
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